アルバー工業「ポリウレア」の開発に着手
アルバー工業の開発コンセプトにお客様の要望を実現する研究開発があります。30年前の水中塗料の開発に始まり、鉄・鋼材の錆劣化を防ぐ防錆剤の開発で”鉄と水”を遮断することに成功、ケレン作業(錆を除去する作業)を最小限にすることで作業効率と時間を短縮する「防錆剤CCP-117」の開発にたどり着きました。東日本大震災保存事業にも採用されています。JR東日本では塩害の多い千葉県房総半島を走る鉄道の錆劣化の検証「論文掲載」など多く採用を頂いています。
1997年12月京都国際会議場で開催されたCOP3(気候変動国際連合条約会議)で採択された地球温暖化防止の議定書によって、”塗料で何か役に立てないか”開発に着手、塗膜の中で配合した二つの物質で起こる運動エネルギーによって熱が下がる現象を起こし「熱交換塗料」として市場に発表しました。
・日本全国の公的下水処理施設に定められている”下水道コンクリート構造物の腐食抑制技術及び防食技術マニュアル”に基づいた管理運営が行われています。2017年第3次改訂マニュアルに添った製品開発を2023年(令和5年)に開始、ポリウレア「リザーコートM-5011」開発申請、認可。アルバー工業は「ポリウレア」の幅広い利用の開発を進めてまいります。(アルバー工業)