日本の開発技術

次世代車載電池 固体電池開発で競う
日本の開発技術 · 12日 5月 2024
広く普及しているリチウムイオン電池の3倍以上の出力特性を持つ、全固体(型)セラミックス電池が開発された。 開発に成功したのは、東京工業大学物質理工学院の菅野了次教授、トヨタ自動車の加藤祐樹博士らの研究グループで、リチウムイオンの伝導率がこれまでの2倍という過去最高の性能を誇る固体電解質の発見によって実現した。Google記事 全固体電池の開発・量産実現に向けて、2023年10月、トヨタは全固体電池の量産化、サプライチェーン構築において出光興産との協業を発表 27年~28年の量産化を目指す。

次世代太陽光発電 ペロブスカイト 開発
日本の開発技術 · 12日 5月 2024
日本人が発明した次世代の太陽光発電技術、ペロブスカイトは世界中で研究開発が進められ、次世代の太陽電池として脚光を浴びています。ノーベル化学・物理学賞に発明者桐蔭横浜大学特任教授宮坂力(つとむ)特任教授が候補に挙がっています。 ペロブスカイト太陽電池は宮坂力 特任教授が2009年に発明し、今世界各国の技術者がしのぎを削って実用化に向けた開発を急いでいます。日本では積水化学が先行して2025年自社ビルに採用して実用化の実証を加速させます。中国を筆頭に海外でも積極的な開発が行われています。2025年大阪・関西万博でも実証パネルが採用される予定です。発明国日本は何としても実用化の先陣を切ることを願っています。

ポリウレア 下水道腐食防食指針D規格合格
日本の開発技術 · 17日 4月 2024
ポリウレアの歴史は新しく、1980年代にプラスチック成形材としてアメリカの化学者によって開発、1990年代に入り各種用途毎に発展した樹脂素材です。 防水性、耐摩耗性、耐熱性などさまざまな点で非常に高い能力を有し、鋼材、コンクリート、スレートなどを長期間対象物の強度を高く保つライニング材として、屋根や壁面、下水処理施設など長期間対象物の強度を高く保つメンテナンスに採用されています。開発メーカーアルバー工業はお客様のご要望をもとにポリウエア塗料の開発に着手し、下水道腐食防食指針D規格の開発申請を行い合格しました。

H3ロケット2号機 失敗から1年 打ち上げ成功 
日本の開発技術 · 19日 2月 2024
日本の新型H3ロケットが3度目の挑戦で、1年前の打ち上げ失敗から慎重に精査し飛行に成功しました。国際的に宇宙ビジネスが加速する中で日本の開発技術がどのように貢献するのか、従来のH2Aロケットより大きく1.5倍のものを運ぶことができ製造コストを100億円→50億円に減額することができました。活発になる宇宙ビジネスへの競争力をつけて飛び立ちました。

2023年 世界自動車輸出台数 中国世界一位 日本2位へ
日本の開発技術 · 17日 1月 2024
2023年、中国は自動車輸出で快挙を成し遂げた。中国自動車工業協会は11日、同年の自動車輸出台数が前年比57・9%増の491万台に達したと発表した。これは、世界の自動車輸出の約15%を占める。日本自動車工業会によると、23年1~11月の日本からの輸出は399万台にとどまり、中国に大きく水をあけられた。日本が自動車輸出で首位から転落するのは、ドイツに抜かれた16年以来のことです。 2023年中国と日本の自動車輸出の差は逆転しました。その背景は、EV化が加速する自動車産業の激変がある。EV化は、環境問題やエネルギー問題の解決に向けて、世界中で注目されている。世界一の二酸化炭素排出国中国は、政府の支援策や市場の拡大によって、EV化の先行者となっている。一方、日本は、EV化に対する投資や開発が遅れていると指摘されている。自動車産業の未来を左右するEV化の波に、中国と日本はどのように乗りこなすのだろうか。自動車大国としての名声をかけた、両国の熾烈な戦いが続いている。

次世代光通信のNTT(IOWN構想)の戦略
日本の開発技術 · 22日 11月 2023
日本の通信ネットワークをリードしてきたNTTが、光を中心とした革新的技術を活用し、インフラの限界を超えた高速大容量通信を実現するネットワーク・情報処理基盤の構想(IOWN)を世界的な企業と共に推進しています。この構想は、5Gから6Gへの通信の進化を大きく変え、2030年を目途に社会的な基盤としての実現を目指しています。日本の最先端技術により、大きなイノベーションが期待できます。 IOWN Global Forum:NTT,米intel, ソニーが立ち上げた組織で技術の方向性を示したホワイトペーパーを公開し、技術検討に着手しています。昨日の報道番組では世界の主要の国と企業130社が参加しています。MicrosoftEdge修正掲載

日本のスパコン「富岳」が世界一から転落
日本の開発技術 · 15日 11月 2023
日本のスパコン「京」と「富岳」について紹介しています。「京」は、民主党政権時代に「2位じゃダメなんでしょうか」という発言で物議を醸した事業仕分けにより開発が遅れましたが、自民・公明の連立政権になってから本格稼働し、一時期は世界一の性能を誇りました。「富岳」は、「京」の次世代として開発されたスパコンで、5期連続で世界一の座を守りましたが、今季はアメリカのスパコンに抜かれて世界4位に転落しました。「富岳」は新型コロナウイルスの感染シュミレーションなどで活用され、その画像が一般に公開されました。

トヨタ 固体電池開発に出光興産と提携
日本の開発技術 · 13日 10月 2023
トヨタ自動車と出光興産は、電気自動車(EV)向けの次世代電池「全固体電池」で提携すると発表しました。2027年度に両社は国内で生産ラインを稼働させ、27〜28年に発売するEVに搭載して商品化する予定です。トヨタは電池材料の製造技術に知見のある出光と連携し、全固体電池の量産で世界に先駆けることを目指します1。

日本の経済を支える自動車産業の未来
日本の開発技術 · 09日 10月 2023
トヨタは、世界最大の自動車会社であり、世界最高のハイブリッド技術を有しています。トヨタは、世界の急激なEV戦略に対してエンジンを維持する全方位戦略を貫いています。自動車評論家・自動車技術者・経済評論家及び政府・経済産業省もトヨタの頑なな姿勢に懸念を示してきました。優れたハイブリッド技術に慢心していると揶揄する評価も聞こえました。さらにEV自動車の蓄電池技術も中国・韓国メーカーに市場を奪われ、パナソニックが一桁比率に衰退しています。EV自動車の最大のネックは蓄電池であり、高額で重い、発火の危険性、充電時間の長さ、短い航続距離、排出ガスゼロでも電気由来は今も多くの発電所は石炭を利用して二酸化炭素を排出しています。

トヨタ 開発技術全公開 電池・FCセル・OS 
日本の開発技術 · 17日 6月 2023
自動車販売台数年間1000万台を超す世界トップメーカー・トヨタ自動車はハイブリッド技術で世界シエアーを維持してきましたが、世界はEV自動車への大きな転換期を迎えトヨタの牙城を懸念する空気も漂っています。トヨタは株主総会の前日、満を持して次世代開発技術を全公開することで世界のモビリティ社会を牽引する技術開発の現段階80%を報道陣に公開しました。EV自動車の取り組みの遅れを評価される毎にトヨタの方向性を公開してきました。今回の発表はトヨタが次世代技術開発のステップを着実に歩んでいることを東富士トヨタ自動車総合研究施設でに報道陣に進捗状況を公開する会見の場としました。

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