ロシアのウクライナ侵略戦争

ロシアのウクライナ侵攻2年 終わらぬ戦い
2022年2月24日(2年前)ロシアのウクライナ侵攻~満2年、私たちは予想もしなかっ長期戦になっています。侵攻当時は戦況が気がかりで何度もネットニュースを見て確認しました。2年前の首都キーウへロシア機が集中攻撃を開始、一気に攻め込まれ数日以内に首都キーウ陥落?と緊迫しました。しかし、軍事大国ロシアと格段の差のあるウクライナ軍は国家総動員と国民の団結によって抵抗しました。即座に欧米NATO諸国及び先進国G7はウクライナ支援とロシアへの制裁を表明しました。ロシアは2014年のクリミア半島への侵略は欧米のスキを突く一瞬の出来事でロシアに併合されました。プーチン大統領は元ソ連邦の同盟国ウクライナが民主国家を目指し欧米に接近することを懸念し、2021年末にウクライナ国境にロシア軍10万人を集結させているのを衛星で察知した欧米各国はロシアに対して「制裁を科す」と表明、ロシアプーチン大統領は中国習近平主席と北京冬季オリンピック開会式に合わせた訪問会談で密約を交わし侵攻のタイミングを計っていました。あれから満2年、世界を巻き込んだ侵略戦争に日本もG7として参画しウクライナ支援を続けています。

ロシアのウクライナ侵攻 1年9ヶ月 膠着状態
ロシアは一度にウクライナを侵略しようとしましたが、欧米先進国の支援と制裁、そしてウクライナ国民の抵抗により、戦況は膠着状態に陥りました。ウクライナは首都キーウを守り抜き、反転攻勢を掛けています。ロシアは初期の戦況の失敗で撤退し、ウクライナ東部・南部に集中して侵略した地域をロシアへ編入する行動に出ました。抵抗するウクライナ軍は領土奪還に向けた行動で一部奪還しました。しかし、長距離砲等の欧米の支援の制限の中で苦戦を強いられてきました。その間にロシアからの長距離ミサイルでウクライナの都市破壊が今も続けられています。長距離砲と航空機戦略に劣るウクライナ軍は苦戦を強いられ、6月からの反転攻勢はロシアの塹壕・地雷・防御壁によって前進を阻止されています。10月後半ドニプロ川の渡河作戦とクリミアへの破壊工作で活路を見出そうと試みています。

ウクライナの反転攻勢とロシア軍の内乱
ロシアのウクライナ侵攻から16ヶ月、軍事大国ロシアの一方的な侵略戦争はウクライナの抵抗に遭い泥沼化した先の見えない戦いが続いています。武力による破壊・虐待は世界の国々を巻き込んで対立をエスカレートさせています。戦場が凍りつく冬季を終え、春を迎えてウクライナは侵略されている地域の解放に向けた「反転攻勢」を準備しました。冬の間、ロシア軍は千数百㎞に及ぶ防衛ラインを構築(塹壕・地雷原・バリケードなど・・)しました。6月空中戦に厳しいウクライナは欧州から提供された戦車部隊を中心に地上戦で激しい反転攻勢を開始しました。

ロシアへの反転攻勢の予兆が始まった?
5月9日のロシア・モスクワクレムリン前の赤の広場での戦勝記念パレードは大きく縮小され、毎年同時に開かれるロシア各地の戦勝記念パレードは中止されました。先の第2次世界大戦・ナチスドイツとの戦いで戦死した2600万人の犠牲者を悼む行進も取りやめました。昨年2月24日プーチン大統領は「特別軍事作戦」と称して、ウクライナ東部2州の新ロシア派が事実上支配している地域を念頭に住民の保護・ウクライナの「非軍事化」「非ナチ化」を掲げて進攻を開始しました。しかし、現実はウクライナの現政権の排除を計る侵略戦争を仕掛け、くみしやすいゼレンスキー政権とウクライナ国民の力と真意を見誤った感があります。プーチン大統領は欧米諸国(NATO圏)及び連携する国と戦う世界戦争に発展していると非難しています。ロシア国民は誰と戦っているのかわからなくなっています。ウクライナは戦況初期に侵略された半数は取り返し、膠着状態で対峙しています。ウクライナは欧米の軍事支援を受け「反転攻勢」に向けた体制強化を計っています。

ウクライナ軍 ロシア軍への反転攻勢はいつ?
ロシアのウクライナ侵略戦争は1年を経過し膠着状態が続いています。5月9日ロシア赤の広場で行われた戦勝記念パレードは大きく縮小して開かれました。プーチン大統領は世界制覇を狙う欧米が、人々の対立をあおり、社会を分裂させ、、反ロシア感情、攻撃的なナショナリズムをまき散らし、人間を人間らしくする家庭や伝統の価値観を破壊していると演説ロシア国民に団結を訴えた。ウクライナは一方的に領地に侵入し破壊を繰り返すロシアにウクライナ国民が一致団結して国を死守すると宣言し、今、反転攻勢を準備しています。

ロシアのウクライナ侵略、理不尽な戦いは続く
ロシアがウクライナへ侵略戦争を仕掛けて一年、先の見えない理不尽な厳しい戦いは今も続いています。プーチン大統領がウクライナ侵攻に踏み切った理由 ①同じルーツの国からネオナチ排除 ②NATO同盟国の東方拡大阻止 ウクライナに潜在するネオナチ(極右民族主義組織)のウクライナ政権への関与を排除、さらなるNATOの東方拡大を懸念し、ロシア帝国の復活を夢見た侵攻です。侵略の結果として非加盟のフインランド、スエーデンのNATO加盟申請に発展しています。プーチン大統領はウクライナに軍事支援するNATO同盟国と戦っているとしてロシア国民に戦いの正当性に表明を変えて国民の同意を得ようとしています。

ロシアのウクライナ侵攻~1年 厳しい戦い
昨年(2022年2月24日)にロシアがウクライナへ侵略戦争を仕掛けて丸一年が経過しました。世界の大国ロシアが隣国ウクライナへ侵略戦争を仕掛ける中、NATO諸国(欧米30カ国)、G7(先進国)が絶対的な懸念を示しウクライナ支援と対抗策を取りまとめました。中国習近平主席が北京オリンピック開催式にプーチン大統領を招き会談し、北京オリンピックの閉幕を待って侵攻しました。即座に欧米(NATO諸国)は結束して対応を計り、G7(先進首脳会議)に日本も参加して厳しい制裁を次々と課しました。

ウクライナ侵略戦争10ヶ月冬の厳しい戦い
2月24日ロシアのウクライナ侵攻から9ヶ月を過ぎ戦況は膠着状態の様相です。平地は寒気の前の地面は泥沼状態と言われています。緯度で比較すると北海道よりも北の樺太あたりになり、極寒の季節は平地は凍結状態になるようです。既にウクライナは夜間氷点下になって厳しい冬が到来しています。10月~11月ロシアはウクライナの冬を見越してエネルギー・インフラ施設などに集中して空爆を続けてきました。ウクライナのインフラ施設が全土で破壊され中、ウクライナ国民は徹底抗戦の構えです。

ウクライナ東部 戦闘激化 南部要衝にロシア軍の砲撃
8ヶ月に及ぶロシアのウクライナ侵略戦争は大きな節目の時を迎えています。大国ロシア(プーチン大統領)の思惑は大きな岐路に立っている気がします。核攻撃をもちらつかせ大国の権力を誇示してきたロシアはウクライナへの進攻に喘いでいる状況に遷っています。ロシアはウクライナを侵略する目的が「世界の先進国を敵にして」戦っていると思惑の違いを何度も繰り返し述べている。先進国は違法な「侵略である」と始まる前から忠告してきた。プーチン大統領は戦況が悪くなると核をチラつかせ、ロシアに近いドンバス地域の住民を救う戦いであると正当化してきた。しかし、ミサイルで都市攻撃を無差別で繰り広げ破壊し、1500万人のウクライナ人を他国へ移動させ、都市へ侵攻して市民を虐待・虐殺する悪行を行う攻撃を繰り返してきました。インドのモデイ首相から「今は戦争の時でない」忠告され、密約した中国も一歩引いた状況で、ロシアの中央アジアの国々からも懸念の態度を示されて孤立しています。

ロシアプーチン大統領 ウクライナ侵略の誤算!
2月24日 ロシアのウクライナ侵攻はプーチン大統領の大きな誤算があった。広大な小麦畑と黒海に面する同盟国ウクライナ国の民主化で選ばれたゼレンスキー大統領の弱さ、米欧(NATO諸国)の結束はないと判断、2月4日北京で中国習近平主席との密約、旧ロシア連邦国の結束を過信、2014年クリミア半島を略奪しロシアの英雄として20年に及ぶロシア統治による絶対的権力者に君臨したプーチン大統領の大きな誤算と欲望の上に侵略が始まった。

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