カテゴリ:次世代太陽光発電 ペロブスカイト



次世代太陽光発電 ペロブスカイト 開発
日本の開発技術 · 12日 5月 2024
日本人が発明した次世代の太陽光発電技術、ペロブスカイトは世界中で研究開発が進められ、次世代の太陽電池として脚光を浴びています。ノーベル化学・物理学賞に発明者桐蔭横浜大学特任教授宮坂力(つとむ)特任教授が候補に挙がっています。 ペロブスカイト太陽電池は宮坂力 特任教授が2009年に発明し、今世界各国の技術者がしのぎを削って実用化に向けた開発を急いでいます。日本では積水化学が先行して2025年自社ビルに採用して実用化の実証を加速させます。中国を筆頭に海外でも積極的な開発が行われています。2025年大阪・関西万博でも実証パネルが採用される予定です。発明国日本は何としても実用化の先陣を切ることを願っています。

次世代太陽光発電 トヨタ×京大ベンチャー提携
ペロブスカイト太陽電池とは、光を吸収する特殊な有機化合物をパネルに塗り重ねて作る太陽電池です。軽くて薄く、曲げることができるのが特徴です。高い変換効率と安価な製造コストも魅力です。 トヨタ自動車は、この技術を開発している京都大発ベンチャーのエネコートテクノロジーズと提携しています。両社は、ペロブスカイト太陽電池を電気自動車(EV)に搭載することで、航続距離を伸ばすことを目指しています。屋根や窓などの形状に沿って設置できるため、車全体が発電装置になる可能性があります。 : 産経新聞記事「次世代太陽光発電 トヨタ×京大ベンチャー提携」(2023年10月23日) : エネコートテクノロジーズ公式サイト「エネコートテクノロジーズ株式会社とトヨタ自動車株式会社がペロブスカイト太陽電池の車載応用に向けた共同開発契約を締結」(2023年5京都大発ベンチャーの「エネコートテクノロジーズ」(京都府久御山町)は、トヨタ自動車と提携し、次世代技術として注目される「ペロブスカイト太陽電池」の車載応用を目指している。薄くて折り曲げられる特性を生かし、電気自動車(EV)の屋根などに搭載する構想だ。産経新聞記事

日本の貿易収支の大幅赤字の影響から脱却へ
日本経済 · 06日 7月 2023
2022年度の貿易収支は、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は―21兆7285億円、比較可能な1979年以降で最大の赤字となりました。最大の要因はロシアのウクライナ侵攻によるエネルギーの供給不足が大きく影響、世界は物価高を受け欧米の公定歩合引き上げによる為替相場が急激な変動で円安に振れました。日本はエネルギー資源の輸入価格が高騰し、円安も影響して最大の赤字幅に直面しました。コロナの影響もあり最大の輸出先中国経済停滞などで輸出が伸び悩み大きな貿易収支差が生まれました。1970年代のオイルショック(第4次中東戦争)を思い起こす環境に直面しています。日本の底力を発揮する時に直面しています。

次世代太陽光発電 ペロブスカイト 実用化 
1973年のオイルショックによって実用化が始まったシリコン系太陽光発電パネル技術は日本の電機メーカー中心に開発競争が始まり、発電効率を競って住宅の屋根に補助金で設置が始まりましたが大きな市場に発展しませんでした。20年を経過した1997年京都の第3回気候変動枠組締約国会議COP3の京都議定書締結によって化石燃料(石油・石炭)によるエネルギー資源から排出される二酸化炭素排出削減が世界的な課題となって議論が続いています。2011年東日本大震災による福島原発爆発事故で原発➾再生可能エネルギー(太陽光・風力・・)への転換が欧州を中心に加速しました。現在のシリコン系発電パネル生産は大半が中国製に移っています。世界の国が集う2015年のパリ協定の順守をベースに各国の対応と議論が続いています。日本は今、次世代の太陽光発電パネルペロブスカイト(日本人の発明)の実証が加速しています。

次世代 ペロブスカイト型太陽光発電 普及へ
日本の開発技術 · 06日 4月 2023
4月4日、岸田首相が「再生可能エネルギー・水素等関係閣僚会議」でペロブスカイト型と呼ばれる次世代太陽電池を2030年までに普及させる方針を打ち出しました。(Yahoo!news)日本人が発明した技術が世界で大きく動き出しています。現在のシリコン系の太陽光発電パネルはオイルショック以降日本の技術・生産は先行しましたが、原材料シリコンの確保・格安パネル生産で中国製が主流となっています。ウクライナ侵略戦争によって再生可能エネルギー・水素燃料の需要の中で政府も本格的に動き出しました。