第2次安倍内閣(2012年12月)発足の翌年、アジア開発銀行総裁(2005年小泉首相時代~第2次安倍内閣発足の2013年3月まで)第2次安倍内閣発足後、黒田氏に日本銀行の総裁就任を要請、国会承認を経て就任(2013年4月)しました。デフレからの脱却異次元の金融緩和で第2次安倍内閣の金融政策を政府と一体で進めてきました。日銀の金融政策決定会合でも主導「デフレ脱却に向けた異次元の金融政策」を10年間貫いてきました。今、欧米の金融政策は物価高を抑制する金利引き上げに舵を切る中、日銀黒田総裁は頑なに「ゼロ金利」を続け、ドル・ユーロとの金利差を生み、ロシアのウクライナ侵攻が始まり、急激なエネルギー資源と消費物価の高騰を抑えるためドル・ユーロ市場の金利の引き上げを繰り返す中でゼロ金利の日本との金利差が大きく影響し急激な円安市場になり一時150円を超えました。日銀は政府の意向を汲んで2度の大規模な為替介入を実行しました。12月20日日銀政策決定会合で0.25%の利上げ決定、発表されると市場は混乱の中で7円近い131円の円高に振れ、株価は800円近く値を下げました。