2022年度の貿易収支は、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は―21兆7285億円、比較可能な1979年以降で最大の赤字となりました。最大の要因はロシアのウクライナ侵攻によるエネルギーの供給不足が大きく影響、世界は物価高を受け欧米の公定歩合引き上げによる為替相場が急激な変動で円安に振れました。日本はエネルギー資源の輸入価格が高騰し、円安も影響して最大の赤字幅に直面しました。コロナの影響もあり最大の輸出先中国経済停滞などで輸出が伸び悩み大きな貿易収支差が生まれました。1970年代のオイルショック(第4次中東戦争)を思い起こす環境に直面しています。日本の底力を発揮する時に直面しています。