カテゴリ:ロシア ウクライナへ侵略戦争



2024年ノーベル平和賞受賞「被団協」
ニュース(世界) · 13日 10月 2024
ノルウェーのノーベル賞委員会は11日、今年のノーベル平和賞を日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)へ授与すると発表した。 2022年2月24日ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻、核兵器使用を示唆して威嚇するなど、世界では核への不安が高まっています。79年前、唯一の被爆国となった日本は戦争による悲惨さと非人道的な原爆被害に対して「核の廃絶」を世界に訴え続けてきた「日本原水爆被爆者団体協議会」に対してノーベル賞授賞が決まりました。今、世界はロシアのウクライナ侵略、イスラエルとガザ地区の紛争、イランとの対立による核への懸念が高まっています。ノーベル賞財団が平和への願いの中「被団協」への受賞を決定しました。

ロシアのウクライナ侵攻2年 終わらぬ戦い
2022年2月24日(2年前)ロシアのウクライナ侵攻~満2年、私たちは予想もしなかっ長期戦になっています。侵攻当時は戦況が気がかりで何度もネットニュースを見て確認しました。2年前の首都キーウへロシア機が集中攻撃を開始、一気に攻め込まれ数日以内に首都キーウ陥落?と緊迫しました。しかし、軍事大国ロシアと格段の差のあるウクライナ軍は国家総動員と国民の団結によって抵抗しました。即座に欧米NATO諸国及び先進国G7はウクライナ支援とロシアへの制裁を表明しました。ロシアは2014年のクリミア半島への侵略は欧米のスキを突く一瞬の出来事でロシアに併合されました。プーチン大統領は元ソ連邦の同盟国ウクライナが民主国家を目指し欧米に接近することを懸念し、2021年末にウクライナ国境にロシア軍10万人を集結させているのを衛星で察知した欧米各国はロシアに対して「制裁を科す」と表明、ロシアプーチン大統領は中国習近平主席と北京冬季オリンピック開会式に合わせた訪問会談で密約を交わし侵攻のタイミングを計っていました。あれから満2年、世界を巻き込んだ侵略戦争に日本もG7として参画しウクライナ支援を続けています。

令和6年元旦能登半島地震~2か月 日本の社会
2024年1月1日(令和6年元旦)午後4時10分、石川県能登半島を震源とするマグニチュード7.6(震度7)の地震が発生! 日本中が新年祝いの最中で巨大地震に驚きました。300㎞離れた遠く大阪でも家族が集まって団欒のリビング、ガタガタの音と揺れる台所の照明器具、NHKテレビで能登半島震源のテロップと「海から離れてください、高台にすぐ逃げてください」女性アナウンサーの必死に叫ぶ声が響きました。令和6年元旦、日本社会に何か警鐘を鳴らすような一瞬でした。混乱の中で1~2月日本社会が大きく変化し、世界情勢も浮かび上がってきました。令和の復活を予言する衝撃の2か月、主だったニュースを拾ってみました。

ロシアのウクライナ侵攻 1年9ヶ月 膠着状態
ロシアは一度にウクライナを侵略しようとしましたが、欧米先進国の支援と制裁、そしてウクライナ国民の抵抗により、戦況は膠着状態に陥りました。ウクライナは首都キーウを守り抜き、反転攻勢を掛けています。ロシアは初期の戦況の失敗で撤退し、ウクライナ東部・南部に集中して侵略した地域をロシアへ編入する行動に出ました。抵抗するウクライナ軍は領土奪還に向けた行動で一部奪還しました。しかし、長距離砲等の欧米の支援の制限の中で苦戦を強いられてきました。その間にロシアからの長距離ミサイルでウクライナの都市破壊が今も続けられています。長距離砲と航空機戦略に劣るウクライナ軍は苦戦を強いられ、6月からの反転攻勢はロシアの塹壕・地雷・防御壁によって前進を阻止されています。10月後半ドニプロ川の渡河作戦とクリミアへの破壊工作で活路を見出そうと試みています。

グローバル社会の中で自由と専制主義の分断
ニュース・出来事 · 10日 11月 2023
グローバル社会の誕生によって、世界の距離が短縮され、国境を越えて競争も起こります。国家の維持は競争にさらされ勝ち負けが起こります。国家の力のバランスが時には争いの火種になります。第2次世界大戦によって戦争の厳しさを調整する国際機関「国連」が誕生しました。資本主義国家と共産主義国家の東西冷戦時代が終わり、近年自由主義と専制主義の米中対立の社会を生み出し分断の社会が生まれています。

地球沸騰化がもたらす世界の厳しい現実
2023年7月31日、国連グテーレス事務総長が「地球温暖化➾地球沸騰化」の時代になった、北半球は猛暑の異常気象に見舞われ、人類にとって非常に危機的状況に突入したと警告を鳴らしました。国連はロシアのウクライナ侵攻、地球温暖化の取り組みの無力さの中で世界は対立する社会が加速していることに大きな警鐘を鳴らし続けています。世界の人口は80億~100億人に増え続けようとしています。食糧難・エネルギー不足・貧富の格差・温暖化による災害など世界が取り組まなければならないことが増え続けています。一方で「戦争」というワードが世界的な改革を大きく阻害しています。

ウクライナの反転攻勢とロシア軍の内乱
ロシアのウクライナ侵攻から16ヶ月、軍事大国ロシアの一方的な侵略戦争はウクライナの抵抗に遭い泥沼化した先の見えない戦いが続いています。武力による破壊・虐待は世界の国々を巻き込んで対立をエスカレートさせています。戦場が凍りつく冬季を終え、春を迎えてウクライナは侵略されている地域の解放に向けた「反転攻勢」を準備しました。冬の間、ロシア軍は千数百㎞に及ぶ防衛ラインを構築(塹壕・地雷原・バリケードなど・・)しました。6月空中戦に厳しいウクライナは欧州から提供された戦車部隊を中心に地上戦で激しい反転攻勢を開始しました。

ロシアへの反転攻勢の予兆が始まった?
5月9日のロシア・モスクワクレムリン前の赤の広場での戦勝記念パレードは大きく縮小され、毎年同時に開かれるロシア各地の戦勝記念パレードは中止されました。先の第2次世界大戦・ナチスドイツとの戦いで戦死した2600万人の犠牲者を悼む行進も取りやめました。昨年2月24日プーチン大統領は「特別軍事作戦」と称して、ウクライナ東部2州の新ロシア派が事実上支配している地域を念頭に住民の保護・ウクライナの「非軍事化」「非ナチ化」を掲げて進攻を開始しました。しかし、現実はウクライナの現政権の排除を計る侵略戦争を仕掛け、くみしやすいゼレンスキー政権とウクライナ国民の力と真意を見誤った感があります。プーチン大統領は欧米諸国(NATO圏)及び連携する国と戦う世界戦争に発展していると非難しています。ロシア国民は誰と戦っているのかわからなくなっています。ウクライナは戦況初期に侵略された半数は取り返し、膠着状態で対峙しています。ウクライナは欧米の軍事支援を受け「反転攻勢」に向けた体制強化を計っています。

G7広島サミット閉幕 核なき世界へ
ニュース(世界) · 22日 5月 2023
5月19日~21日、厳しい日程の中でG7メンバー及びグローバルサウス8カ国を招待、戦争当時国ウクライナゼレンスキー大統領を広島に招いて分刻みの日程を議長国岸田首相がこなしました。世界の要人を迎え厳しい厳戒態勢の中で「広島ビジョン」とりまとめ無事終えることが出来ました。2023年議長国日本は議論した内容を踏まえ実行に移すことになります。

ウクライナ軍 ロシア軍への反転攻勢はいつ?
ロシアのウクライナ侵略戦争は1年を経過し膠着状態が続いています。5月9日ロシア赤の広場で行われた戦勝記念パレードは大きく縮小して開かれました。プーチン大統領は世界制覇を狙う欧米が、人々の対立をあおり、社会を分裂させ、、反ロシア感情、攻撃的なナショナリズムをまき散らし、人間を人間らしくする家庭や伝統の価値観を破壊していると演説ロシア国民に団結を訴えた。ウクライナは一方的に領地に侵入し破壊を繰り返すロシアにウクライナ国民が一致団結して国を死守すると宣言し、今、反転攻勢を準備しています。

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