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岸田首相退陣 自民党総裁選不出馬表明

岸田文雄政権の3年の歩み

2020年コロナ蔓延の中、7年半の長期政権を率いた安倍晋三首相の病再発による突然の退任を受け、安倍政権の官房長官であった菅義偉氏が総理立候補で勝利して菅政権が誕生しました。2021年の東京オリンピックを無観客で開催した直後の自民党総裁選(3年任期)に無派閥の菅首相は立候補しないことを表明、宏池会の岸田氏が立候補勝利し自民党総裁・首相に就任しました。すぐに解散総選挙によって自民党・公明党の与党が勝利しました。(2021年10月31)

  • 2021:08 第岸田内閣発足 
  • 2021:11 オミクロン株流行入国停止
  • 2022:01 コロナの蔓延防止措置
  • 2022:02 ロシアのウクライナ侵攻
  • 2022:07 安倍元首相銃撃され死亡 旧統一教会と安倍氏・議員との関係表面化
  • 2022:09 安倍氏の国葬
  • 2022:12 敵基地攻撃能力保有閣議決定
  • 2023:01 年頭「異次元少子化対策表明
  • 2023:03 ウクライナ電撃訪問
  • 2023:05 コロナと共存 5類へ移行
  • 2023:05 G7広島サミット各国首脳・ゼレンスキーウクライナ大統領出席
  • 2023:08 福島第一原発処理水放出開始
  • 2023:12 自民党安倍派:二階派捜査
  • 2023:01 岸田派の解散表明
  • 2023:06 岸田首相在籍1000日
  • 2024:08 自民党総裁選不出馬表明

岸田首相の内外の激動の3年を思う

岸田首相の自民党総裁任期3年を迎え、内外の情勢を熟慮し立候補を断念したことに驚きとねぎらいの思いも浮かび上がります。2020年長期政権の安倍首相に代わって菅政権が誕生しました。コロナ禍の中で厳しい対応を批判された菅首相は「東京オリンピック無観客開催」を終えた安倍首相退任の残り任期1年で総理への立候補を断念、岸田政権が誕生しました。新型コロナが世界へ広がり続ける中でのスタートとなりました。社会は厳しい行動制限の中で「混乱する社会・経済」の舵取りは厳しいものであった。翌年、2月にはロシアがウクライナへの侵略を強行、G7の一員として対応を迫られ、ロシアへの制裁を課し対立が生まれました。

旧統一教会と政治資金規正法違反事件

7年半の長期政権を率いた自民党安倍元首相が2022年7月遊説先の奈良県で銃弾死する驚愕の事件によって安倍元首相×旧統一教会の関係が浮かび上がりました。「統一教会」による集団結婚や高額献金問題が日本の社会を揺るがしてから久しく、信者に二世による凶弾によって安倍元首相が遊説先で死亡しました。しかし、事件によって安倍首相及び自民党と旧統一教会が今も続いていたことが判明しました。

韓国に本部を置く統一教会は名前を変えて今も日本の各地で活動を続け、密かに自民党など国政、地方政治の選挙活動に潜入していました。問題は今も続く信者への高額献金!

社会経済、内政外交の厳しい社会

自民党 総裁選立候補 予想メンバー
自民党 総裁選立候補 予想メンバー

世界戦略の中での政権リーダーの選択

江戸時代(徳川幕府260年)の鎖国社会から国家元首天皇制及び明治政府の骨格を造り封建社会→近代社会の幕開けを迎えました。西欧の産業革命による成長を知り、日本社会の大転換である明治維新を成し遂げた若きリーダーが欧米の産業革命による工業化、政治、経済を学び今の日本の素を築きました。明治・大正・昭和の中で短期間に日本の近代化が進められました。

日本社会の大転換を図った「明治維新」改革は若き日本のリーダーによって成し遂げられた最大の社会改革になります。日清戦争・日露戦争は西欧国の支援を受けて明治時代に勝利し近隣国への進出の始まりとなりました。

しかし、行き過ぎた日本政治の中で「軍政」が浮かび、第2次世界大戦を引き起こし、1945年日本国の敗戦を迎えます。

政権与党及びリーダーによって社会は大きく変わります。日本は選挙による国民の審判が新たな次の社会を動かします。今、与野党の党首選が行われ国民の審判を仰ごうとしています。世界各国でも政権選択及び党首の審判が下されます。