新幹線延長は福井県~首都圏へ近づく
北陸新幹線の福井県への延伸は「100年に一度のチャンス」と地元で盛り上がる一方で「関西は遠くなる?」との懸念もあり、関西では手放しでは喜べない北陸新幹線延長開業になりました。北陸地は関西・中部圏から近く、昔から北陸~関西・中部へ、人と物の移動が活発に行われてきました。9年前東京~長野の新幹線が金沢まで延長され、関東圏から近い存在になりました。関西圏・中京圏~金沢までの交通網は、特急・高速道路でつながっています。しかし、福井県~東京首都圏までの新幹線延長は関西へのアクセスを考えると多くの人は関東圏への新幹線利用が増えます。最短大阪までの延伸は15年先を考えると大学、企業への就職などアクセスは首都圏へ向かいます。大阪~敦賀まで特急サンダーバードは敦賀駅どまり(1階~3階)乗り換え(8分)が求められます。
北陸地方への観光のアクセスが広がる
北陸新幹線金沢~福井~敦賀へ延伸による観光スポットがクローズアップされています。
- 福井恐竜博物館
- 東尋坊
- 一乗谷朝倉氏遺跡
- 大本山永平寺
- 名勝養浩庭園
- 丸岡城
- 越前大仏
- あわら温泉
北陸地方には奥座敷として多くの温泉地と旅館と観光スポットがたくさんあり日本最大の観光地とも言われます。加賀百万石の領地で「越前」で有名な海・山の幸に恵まれ近くには北アルプス連峰の素晴らしい山々を望む絶景の地です。
すでに9年前に開通した金沢には日本三大名園兼六園があり、越前海岸を北上すると能登半島「輪島」に通じ、有名な朝市に多くの観光客が訪れていました。2024年1月1日(元旦)に起こった令和6年能登半島地震の巨大災害で多くの人や家屋を失い真っ暗な中で復興への一歩を踏み出しています。北陸新幹線福井への延伸開業(3月16日)は復興への大きな力になる明るい一歩となります。3カ月を過ぎようとしている中で周辺地域の活力によって歩みを進めているのが報じられています。
がんばろう能登!