太陽光発電の変換効率改善効果検証を再現
- 太陽光発電パネルの変換効率改善効果:真夏の高温時にパネルの温度を下げることで、太陽光発電の効率低下を防ぐ
- 熱交換塗料:塗膜内の物質の運動エネルギーによって表面温度を10~15℃下げる効果を持つ塗料。太陽光発電パネル裏面又は鋼板素材にに塗布することで、変換効率を向上させる。
- 韓国の事業者による立証テスト:公共機関である韓国建設生活環境試験研究院(KCL)で、熱交換塗料を塗布した太陽光発電パネルの性能を検証したテスト。好結果を生む資料が日本の開発メーカーアルバー工業に届きました。
試験成績書を韓国語、英語、日本語版に翻訳してPDFで送られてきました。
韓国から熱交換塗料関係の報告書が届きました。(原版、和訳版添付)(試験風景添付)
写真のように、室内で人工太陽を用いてパネルの発電効率のチェックを行いました。
試験所は韓国内の公共機関:韓国建設生活環境試験研究院(KCL)という大きな組織です。
試験結果は相当な効率アップ(3倍強)になっています。 ~放熱板に熱交換塗料塗布が有効の結果~
鉄板(屋根の鉄折板を想定)のパネル側一面塗りで効果を示しています。
国内でもすでに実施して効果を確認していますが、この報告書も併せてご利用ください。
アルバー工業 石川
太陽光発電の変換効率を定める国際基準では、25度の環境で計測された数値を「変換効率」としてカタログなどに掲載しています。
そのため、気温が25度を超えると発電効率が下がり始め、1度ごとに約0.5%ほど発電量が低下していきます。
そして、30度を超える真夏になると、約30%程度も発電量が下がってしまう場合もあります。
添付 試験成績書 日本版に翻訳
太陽光発電の変換効率を改善する熱交換塗料
太陽光発電の変換効率を定める国際基準では、25度の環境で計測された数値を「変換効率」としてカタログなどに掲載しています。
大気温が30℃を超すと30%程度の発電量が低下します。
そこで、省エネ塗料として開発された「熱交換塗料」は25℃以上になると薄い塗膜内で運動エネルギーに置き換わり活発に温度低減(10~15℃)を図る不思議なオンリーワン塗料です。
太陽光パネルの変換効率を下げる障害と改善
- ①日本の四季、春~夏~秋にかけて大気温が25℃以上になるとパネルの発電効率の低下が始まります。1℃上昇で0.5%変換効率が低下します。30℃以上になると変換効率が25%低下します。これを改善する「熱交換塗料」があります。
- ②パネル表面に付着する汚れ(自然の汚れ付着、火山の噴煙の積もり、黄砂などの付着)など影響する条件があります。日本では鹿児島桜島の噴火による火山灰のパネルへの付着によって低下しました。洗浄や、パネルのコーテイング材塗布などの改善が必要です。
- ③冬季のパネルへの積雪による低下は、気温がマイナスになると0度以上にする「熱交換塗料」の特性によって雪を解かす効果が生まれ発電を開始します。
設置されている発電パネルの変換効率を大幅改善
地球温暖化により外気温が高くなっています
2023年度、夏の暑さは秋になっても収まらず、暑さが続いた期間も特徴的でした。東京都心では7月6日~9月7日にかけて、64日間連続で最高気温30℃以上の真夏日となり、過去最長を記録しました。2022年度2月24日から始まったウクライナ侵略戦争により、燃料資源が高騰し、世界各国で電気料金、自動車の燃費が高騰し物価高を招いています。地球温暖化に寄与する再生可能エネルギー太陽光発電パネルの温度環境を改善し変換効率を維持することで効果を発揮し寄与する。パネルの長寿命化と温熱環境の改善に「熱交換塗料」の利用をご検討ください。