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中国の経済圏構想「一帯一路」フォーラム

習近平政権10年3期目前途多難!

中国共産党の習近平政権は、2013年3月に就任して10年、中国共産党の2期10年の党規約を変更して、2023年3期目に就任し絶対的な権力を掌握しました。2013年に一帯一路構想、AIIB(アジア投資銀行)を中国主導で提唱し、米・欧・日先進国主導の経済構造にくぎを刺し中国主導の世界構想を打ち出しました。一帯一路始動10年3回目のフォーラムを10月17・18日90カ国参加予定で北京で開催されます。ロシアのプーチン大統領(国際裁判所から逮捕状)も参加、先進7ヵ国ではイタリアが加盟していますが、現政権が脱会を表明しています。習近平政権3期目は自らに近い幹部で中枢を固めた政権を始動したが、信頼していた外務大臣・国防大臣などの更迭が報道され、7月には「スパイ法」の制定で監視と締め付けを厳しくしています。

アシストブログ 参考記事の一部 ↓

ソ連崩壊から30年、新たな米中対立

世界制覇に向かう中国 習近平へ権力集中 

中国のゼロコロナ政策に白紙運動で抵抗
中国のゼロコロナ政策に白紙運動で抵抗

徹底したゼロコロナ政策で内外の経済活動停滞

2020年1月20日、習近平主席は新型コロナウイルスの武漢市発祥と都市封鎖を発表し、成長する中国の春節2月10日に迫り、14億人の中国国内・海外への大移動が始まっていました。日本も緊急にチャーター便で600人の在留邦人を救出しました。しかし、その後100年に一度の感染症となり世界中が恐怖に追い込まれ、変異株によって1波~8波と続き、今も9波が続いています。世界はワクチンmRNA接種等で収束を図りました。この度、ハンガリー~アメリカに渡って研究開発(カリコ博士)広がる感染症を早期に役立つことで、ノーベル賞に輝きました。発祥地中国は独自のワクチンを国民に接種、新興国・発展途上国に配布しました。しかし、変異する株に対応しきれず、感染力の強いオミクロンになってゼロコロナ政策を放棄しました。その間、中国は最大の都市上海在住2600万人の長期隔離政策によって、中国の経済活動停滞と信頼性を失いました。それでもやめない「ゼロコロナ政策」の旗を降ろすことができず、北京など他の都市にも広がりました。国民の「白紙運動」などが起こっているとき突然「ゼロコロナ政策の撤廃」を行いました。中国で一気に感染者・死者数が増えましたが統計数値は報じられませんでした。

習体制3期目始動「ゼロコロナ政策」大転換

中国のゼロコロナ 社会経済に大きな支障

日本・米国・中国の不動産バブル経済?

一帯一路構想の中で行き過ぎの懸念

中国の不動産バブルと一帯一路の懸念

2010年に中国が世界2位の経済国家になった時点で、中国は日本を抜いて世界2位の経済国家になりました。その後、中国は新幹線・高速道路などのインフラ投資による内需拡大を計り、成長を加速させました。2013年習近平主席誕生は成長の頂点にあり、世界を制する世界を描き「一帯一路構想」を掲げ、中国3000年の歴史を戻す、陸と海のシルクロードを描き指針としました。しかし、過度な高度成長の先には行き過ぎた社会構造の変革が待ち構えています。改革開放の上海・深圳などビルが立ち並び、華やかな街が出現し、競うように主要都市にビル群が生まれ、次には高速道路でつながった地方都市も発展し続けました。最大の成長産業として建設ラッシュが続けられました。中国のGDPの30%を占める業種は繁栄しました。

中国の不動産バブルと一帯一路懸念

2010年に中国が世界2位の経済国家になった時点で、中国は日本を抜いて世界2位の経済国家になりました。その後、中国は新幹線・高速道路などのインフラ投資による内需拡大を計り、成長を加速させました。2013年習近平主席誕生は成長の頂点にあり、世界を制する世界を描き「一帯一路構想」を掲げ、中国3000年の歴史を戻す、陸と海のシルクロードを描き指針としました。しかし、過度な高度成長の先には行き過ぎた社会構造の変革が待ち構えています。改革開放の上海・深圳などビルが立ち並び、華やかな街が出現し、競うように主要都市にビル群が生まれ、次には高速道路でつながった地方都市も発展し続けました。最大の成長産業として建設ラッシュが続けられました。中国のGDPの30%を占める業種は繁栄しました。1 10月のニュース報道でマレーシア南部に70万都市を目指して建設中の物件は中国の最大の不動産会社とマレーシアの地元不動産会社の共同開発で立ち並び、中国人が投資目的で購入行き詰まって待って現在9000人しか住んでいないゴーストタウンとなり1階の店舗もシャッターが閉まっています。一帯一路構想の中国の野望の象徴のような状況になって、購入した中国人が途方に暮れているようです。カンボジアでも同様なことが起こっています。2MicrosoftEdgeチャットで掲載修正

一帯一路構想に債務の罠

2013年に就任した習近平政権は、中国の国際戦略として「一帯一路構想」を打ち出しました。この構想は、中国3000年の繁栄の歴史をなぞるように「シルクロード」を道筋に欧州へと至る広域経済圏を目指すものです。AIIB(アジア投資銀行)の設立を提唱するなど、西欧主導の国際秩序に挑戦する動きも見せました。しかし、この中国が推進する経済圏構想に対しては、「債務の罠」などの批判も生まれています。
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