G7(先進国首脳会議)広島サミット開催
2023G7議長国日本の岸田首相出身地「広島」に5.19➾5.21先進国首脳が集い、世界情勢の先進国会議が開催されます。2023年議長国日本は1月~12月の1年間事務レベルの準備会合、関連閣僚会合の開催を通じて、サミット(首脳会合)の準備及び議事進行を行います。先進国として国際情勢などを踏まえ緊急会合の呼びかけも行います。岸田首相は欧米先進国(5カ国)訪問(1月9日~14日)、インド(G20議長国)ウクライナ電撃訪問(3月21日~23日)、アフリカ4カ国(4月29日~7日間)を訪問首脳と会談、帰国後(5月7日~8日)韓国へシャトル外交韓国大統領と首脳会談を行いG7の準備を計りました。
- 一年に及ぶロシアのウクライナ侵略戦争の対応
- ロシアの侵略戦争とエネルギー資源と食料不足、物価高騰
- 三年に及んだ新型コロナウイルスパンデミックのWHOの終了宣言
- 最初の核被爆地「広島」のサミット、核戦争の廃絶議論
1975年 フランス パリ ランブイエ城
1973年 第4次中東戦争による第1次オイルショック(石油危機)を受けた世界経済の混乱期、フランスジスカールデスタン大統領の提唱で開かれた首脳会議がG7の始まり、1975年フランス郊外ランブイエ城に主要6カ国(G6)が集い議論したのが始まり。
第1回会議は第1次石油危機と景気後退期において開催された。 日本 三木首相
- 石油危機以降の世界経済の運営と経済回復
- インフレに留意しつつ持続的成長を目指す
- 国際通貨の各国協力と為替相場の乱高下防止
50年前、現在の状況と変わらない世界情勢の中で、先進国首脳が議論を交わす。
2023年 広島サミット 5.19➾5.21
岸田首相は精力的に議長国として関係国の調整に飛びまわり、4月ウクライナを電撃訪問しました。50年前(1973年)第4次中東戦争によるオイルショックの中で、先進国首脳が集うって議論し、混乱を回避する調整議論を行い、難局を回避してきました。情勢の中でG8になったり試みは多少形を変えて首脳会議が続けられてきました。2022年度のG7会議のメンバーから、英国・伊国の首脳が変わりました。岸田首相は2回目になります。
G20サミット(先進国+新興国)会議
新興国の台頭で先進国7+EU1+新興国12 20カ国が一同に会するG20サミットが2023インドで開催されます。世界情勢を大きく揺るがす新興国も含めた重要な世界首脳会議が毎年開催されます。先進国を凌ぐ勢いで世界の経済を揺り動かす新興国の勢い、先進国と共同で理解しながら、グローバル社会経済を議論する重要な会議になっています。2019年大阪でG20サミットが開催されました。
2023年度はG7(日本5月)、G20(インド9月)が議長国となって世界の調整を行います。