都市の高温化現象 気象庁の図解
明治維新以降の産業革命によって都会に人が集まり産業を起こし発展を遂げてきました。
戦後の高度成長期に都市間に新幹線が走り、高速道路が出来、都会へ人・物が集中することで都市が大きく変貌し、高度成長と共に一極集中が起こり、経済活動が東京に集中しました。東京都23区内に高層ビルが立ち並び、通勤ラッシュに揺られて都会へ、アスファルト道路に混み合う車の列で埋まる社会が日々続けられています。都会には田畑が無くなり、沼や水路が地下に埋められ、樹木も減少し、ヒートアイランド(熱の島)となって、影響は周辺地域にも及んでいます。過去に東京都は黒い廃棄物を出すジーゼル車の厳しい規制を行いました。次々に起こる都市空間の弊害!!
三大都市圏も変わらない現象
東京・大阪・名古屋など都市部に起こるが現象は改善することなく都市の高温化が進んでいます。地球規模で起こる温室効果ガス排出ゼロの試みと合わせ、都市に起こるヒートアイランド現象も地球温暖化の大きな要因になっています。高度成長期において化石燃料による公害被害が地球温暖化を引き起こし、温室効果ガス排出ゼロは待ったなしの状況にあります。都市に起こっていることは自然の破壊によって起こっている現象でもあります。大阪では大阪駅北の再開発の2期工事は都会の一等地に「水と緑」の緑地化をコンセプトにしてビル群に緑を取り入れています。
近未来都市に起こる眠れない夜
近未来都市に起こる眠らない東京の夜
一極集中の東京の夜は光り輝く夜景の素晴らしさの裏で眠れない夜が生まれています。真夏の都会は夜になっても30℃を超す熱帯夜で人々は寝苦しい夜を迎えています。昼のビル群の谷間は照り付ける太陽熱とビル群や自動車から排出される熱波によって35℃を超す都会が生まれます。人間社会の経済活動の中で産み出すエネルギーは熱となって放出され近未来都市を作りあげています。眠らない夜も光り輝く素晴らしい光のイルミネーションの中で眠らない熱帯夜を造り出しています。地球温暖化の集大成として生まれる都会のヒートアイランド現象は、人工的な構造物や排熱などの要因で起こる気温が上昇する現象で、その広がりは都市を中心として近隣地域に限定的に広がります。
近未来都市を冷やす 熱交換塗料
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COOL METROPOLIS
地球温暖化の加速と共に灼熱の様相を呈して来た大都市周辺地域の夏。
年々深刻化する想定を超えた都市高温化現象。
そして、異常高温が誘発する熱中症など人体への影響。
温熱環境の悪化はもはや避けて通ることが出来なくなってきています。
今、「熱交換塗料」に出来ることは何なのか・・・!
アルバー工業からのご提案です。 アルバー工業発行の「熱交換塗料」のカタログ掲載文
1997年12月京都国際会館で開かれた第3回気候変動枠組条約国会議(COP3)で採択された「京都議定書」は地球温暖化枠組みに関する重要な議定書になりました。日本で開かれ環境立国日本が議長国として重要な役割を果たしました。
アルバー工業は塗料で地球温暖化に役立てないか、塗料の開発に着手開発から5年2003年に熱が下がる塗料の現象に行きつきました。遮熱塗料・断熱塗料でもない不思議な「熱交換塗料」の開発に行きつきました。