ホンダは水素燃料の展開は続けていた
世界一のプライベートジェット飛行機を飛ばす技術のHondaが燃料電池車事業に復活したことに大きな意味があると期待しました。水素自動車をレーシング場で走らせ孤軍奮闘するトヨタを見た時、ハイブリッドで競い合った技術を再び世界に提案することで日本の自動車業界の更なる発展の夢が広がりました。
新興自動車メーカーアメリカテスラ車、日本に1月店舗展開を開始した中国BYD(起亜自動車・車載電池メーカー)などのEV自動車の拡張に脅威を感じながら、バッテリー技術、充電インフラと充電時間、航続距離、環境への配慮など課題が多く残される中でトヨタは選択肢に全方位(広角)で挑戦を続けています。2023年欧州・北米でも自動車のEVシフトから少し見直しの兆候も見られています。
EV自動車の先駆者日産自動車、仏ルノーと距離
日産自動車はEV自動車リーフ発売(2010年)して12年、技術の蓄積は沢山あります。しかし、販売台数は伸びず2022年度で日産・ルノー・三菱連合で世界7位で32.3万台で厳しい数値です。ルノーは欧州の影響でEV化が加速し、EV自動車の会社を設立、日産に参加を要請しています。日産は日産株を支配しているルノーからの脱却を提案、ルノーが所持する日産株を買い取る提案をして受け入れられた。日産も自立する展開を模索しています。
日の丸自動車産業の結束に期待
世界の生産台数トップのトヨタを中心に日の丸自動車業界が結束して「ものずくり」を支えていく歩みが続きます。2023年株主総会後に豊田章男社長は会長になることが決まっています。豊田社長は自動車工業会の会長も3期連続して牽引してきました。日本の最大の企業を「日の丸」の旗を掲げて牽引することに期待!!