2月24日ロシアのウクライナ侵攻~今の戦況
2月24日のウクライナ全土に響き渡った「空襲警報」から8ヶ月を経過する状況の「地図上で示す戦況」変化を振り返りながら「侵略が戦争に発展する」状況を振り返った時に、報道などで断片的に無差別なミサイルが飛んでくる「ウクライナ地域の悲惨さ」が蘇ってきます。強国ロシアの2014年のクリミア半島略奪併合に何もできなかったウクライナが民主的な選挙で選ばれたゼレンスキー大統領(元俳優)のもとで、さらなるロシアの侵略を懸念してきた中で、プーチン大統領は1ヶ月以内の短期間でゼレンスキー大統領率いるウクライナを侵略することを決断した。
ウクライナの国境地帯に10万人規模の軍隊を集結
NATO(欧米)は2021年12月の衛星画像でロシア軍はウクライナ国境付近に10万人規模の軍隊と大量の戦車を集結していることをキャッチし、ロシアに警告をしてきました。NATO諸国のバイデン大統領はロシアに警告を発し、進行すれば「厳しい制裁を科す」ことをNATO諸国及び先進国と協議し「制裁内容を示しました」日本の岸田首相もアジアで唯一の国として同意を表明しました。プーチン大統領と習近平主席は北京オリンピックの開会式に合わせ、密約を行って牽制しました。ロシアはベラルーシで合同軍事演習を行いウクライナ及びNATO軍、先進7カ国に挑戦を行いました。ウクライナの首都キーウに近いベラルーシの脅威が加わりました。北京オリンピックが終了してすぐ2月24日ロシアはウクライナ全土に空爆を仕掛け侵略を開始しました。日本も北方領土・台湾問題を抱える環境の中で軍事戦争の懸念が国内でも起こりました。遠い東欧後であっても「明日は我が身」の懸念があり、G7国として専制主義国家に対抗する自由主義国家として強調する姿勢を鮮明にしました。
ウクライナのヘルソンは最初に制圧された州
ウクライナ南部ヘルソン州は2月24日から3日以内に最初の制圧された州都です。黒海に面し2014年にロシアに併合されたクリミア半島の北側にあり、水脈のドニプロ川の北側に州と庁舎があり、ロシアにとって重要な州で、9月30日ロシアに併合する州としてロシアが決めた州の一つです。ウクライナは守りの堅いヘルソン州の制圧を徐々に試みて、先に東部ハリキュウを奪還戦況を挽回してきました。ロシアも強固に固めたヘルソンを死守していました。ドニプロ川の橋を爆破しロシアの背後をせめて、ロシア軍の補給路・退路を遮断することで追い詰めていきました。ドニプロ川の北にある州都ヘルソンを囲み、ロシアの軍隊を川の南に退却させました。ロシアは大きな戦略的拠点の退却になり、ヘルソンの州都はウクライナに帰りました。
ロシアは必死でミサイル攻撃で電力施設を破壊
圧倒的優位で始まったロシアの侵攻が厳しさを増す
ロシアが一か月以内に首都キーウを責め、ゼレンスキー大統領を排除して、傀儡政権を描いたシナリオは欧米先進国の制裁とウクライナへの軍事支援によってクリミア半島で成功した英雄プーチン大統領の思惑道理にはいかなくなっている。
ウクライナは国民が一丸となってロシアに対抗し、簡単に制圧を考えたロシア軍との大きな差が生まれた結果、ウクライナが奪還する状況に至っています。制空権を撮れなかったロシアが首都キーウへの進攻失敗によって大きく後退し、絶対的な戦力を活かせないロシアの狼狽ぶりが各所で起こってきた。ロシアの戦略はミサイルの発射による無差別な破壊に終始する戦略に武器の量などにも限界がおとずれています。ロシアはウクライナ市民が困窮する冬の暖房を繋ぐエネルギー施設への集注的な攻撃を繰り返しています。人道的にも許されない戦況が続いています。