塩野義製薬のコロナ飲み薬「ゾコーバ」を緊急承認

国産化、承認がおりないコロナの飲み薬

2020年1月20日中国武漢市で新型コロナウイルスが蔓延でロックダウンを発し世界は恐怖の一歩を踏み出しました。何が原因でどのように広がり治療薬は何かないか?厳しい日々が始まりました。新型コロナウイルスの感染は肺機能を侵し重症化になる人が沢山出ました。世界の医療体制は混乱と崩壊状況に陥り治療薬を求めました。最初に発生した中国で日本の富士フイルム富士化学社製の「アビガン」が効くと評価され日本も政府が薬の準備を行いましたが効果に疑問もあり厚生労働省の承認に至りませんでした。社会はわらおもすがりたい思いで薬を求めました。一方で「免疫力」という言葉が目に入ってきました。人間が持つ免疫力によってウイルスと戦う仕組みが表現され「免疫を補完するワクチン」の必要性が急がれ、世界の研究者・医薬メーカーは新型コロナワクチンの開発に着手しました。ワクチン開発には2年~10年かかると言われていました。mRNAワクチンを2020年12月にモデルナ社、バイオンテック/ファイザー社で開発され製造を開始しました。欧米及び日本などは急いで確保し、ワクチン接種を急ぎました。中国はシノファームなどの製品を国内と新興国・途上国に提供しました。(大部分が海外へは有料であったとされています) 日本の飲み薬「アビガン」有効との評価も承認されず。政府確保分の5%しか使用されず。大阪が力を入れたワクチン開発もとん挫しました。

日本の治療薬の開発に厳しい知見と厚労省の壁

日本は新型コロナウイルスに対応する医療・医薬の開発で大きな後れを取ってしまいました。同様の過去の感染症サーズ・マーズは日本に大きな影響をうけなく収束したことから感染症に対する医療体制、ワクチン開発、治療薬の準備に対応する予算も削られ技術開発は機能しませんでした。しかし、世界が混乱する中で日本が別に開発した製品「アビガン」「レムでシビル」などが有効とされ利用し、患者が救われたと表現されました。しかし、日本の医療の遅れは検査キッド、検査体制にも影響しました。一方で厚生労働省の専門家会議の了承の厳しさが指摘されていました。日本は明治時代に感染症先進国ドイツで北里柴三郎、アフリカでの野口英雄など多くの研究者を排出してきました。

mRNAワクチン開発者 カリコ博士

ハンガリーの研究者がアメリカに渡って開発したmRNAワクチン

グローバル化した世界、中国武漢市発の新型コロナウイルスは人類の行動範囲で急速に感染が拡大し、恐怖の暗黒の世界が生まれました。何故、イラン、イタリア、韓国に感染が拡がったのか?、一帯一路のシルクロードを通じて感染が拡がりました。韓国は隣国として、宗教団体の集会などで2000人規模の集団感染、日本では豪華クルーズ船の横浜入港で船内に感染が蔓延しました。防止には隔離しか方法が見いだせませんでした。イタリアでは肺炎を侵して重篤する患者が殺到し医療崩壊を起こしました。中国は習近平指導部の姿勢で感染はロックダウンで対応し「ゼロコロナ政策の徹底」しました。海を越えたアメリカではトランプ大統領は「ただの風邪」として対応している間に世界一の感染国家となりニューヨークなどは市の権限でロックダウンを行いました。ブラジルボルソナロ大統領は新型コロナへの対策は否定的で感染が拡大した。ワクチンはmRNAワクチンを使用せず中国製を使用して効き目が弱かったことも影響した。ロシアもロシアの開発したワクチンを使用していた。救世主となったのはカタリン・カリコ博士(ドイツの製薬メーカーの副社長)が開発していたmRNAワクチンを新型コロナワクチンに対応する製品を短期間で市場に投入し、英国・イスラエルに接種を開始し有効性を確認し、有効性が落ちると6ヶ月後に2回目、3回目と接種して感染拡大と重症化率を抑えることになりました。今、繰り返す変異株に対応するオミクロン対応のワクチンを製造し供給しています。日本ではノーベル医学賞を受賞した「山中教授」がコロナブログ記事を掲載し国民に医学者として検証して掲載戴きました。アシストのホームページトップ画面に掲載を続けていました。カタリナ・カリコ博士はノーベル賞候補の一人です。