トランプ元大統領は支持者を前に勝利を確信
現職の民主党バイデン大統領の2年目を占う中間選挙は議会上院議員1/3の34議席と下院全議員435議席、さらに州知事選が36州で行われ「中間選挙」としてバイデン大統領の評価を占う選挙で後半の2年のアメリカの政策が左右されます。現在は上院・下院とも民主党が過半数を占め、バイデン大統領の議会運営が有利な状況になっています。しかし、中間選挙は現職大統領に厳しい評価になることが多く、選挙前は上院・下院とも各メデイアの世論調査では共和党有利となり、バイデン大統領の民主党は劣勢の評価受けていました。バイデン大統領＋オバマ元大統領とは激戦区に飛び支持を訴えました。一方の共和党はトランプ元大統領が各地の議員を支持する応援演説で次期大統領出馬する勢いで戦い続けました。
開票結果はマスコミの予想と大きく変わりました
11月16日現在、上院は民主党50議席を死守し勝利しました。下院は接戦になって、共和党が217議席となり過半数まで1議席で勝利寸前になっています。現状では議会はねじれ現象になる情勢になっています。選挙結果については民主党バイデン大統領は一部安堵の状況にあると思います。今日トランプ元大統領は私邸に支持者、マスコミを集めて2年後の大統領選への出馬を表明しました。共和党からの支持を得ているわけではなく2年後の選挙で、共和党の選挙で勝利し、民主党の候補者と争うことになります。世界のトップリーダーが80歳を超えることもありうる。
激動の社会で世界のリーダーの若返りも求められています。
下院で共和党が勝利 アメリカ議会のねじれ
米・中間選挙 開票結果 下院共和党勝利で議会ねじれ
米の中間選挙は上院（民主党勝利）・下院（共和党勝利）が確定し中間選挙結果は決着しました。選挙前はバイデン大統領の民主党が劣勢を伝えられていましたが、トランプ元大統領が前面に出て争う共和党は思うような票を獲得できませんでした。その後、トランプ大統領は2年後の選挙に出馬を表明、世界一の経済、軍事国家の2年後の選挙がまた繰り返されることになります。国論を2分する有権者の熱情に世界はまた一喜一憂することになります。