村上宗隆 最終打席 劇的右中間特大ホームラン
村上選手は9月13日の巨人戦でエース菅野(54号)、ストッパー大勢(55号)を打って、3冠王間違いなしから20日間ホームランが打てず、ヒットも少なくなって打率も厳しくなっていました。最終日前日は打率首位を確保するため打席に立たず、最終日スタメンで出場、ヒットを打って首位打者を確実にした最終打席、多くのフアン期待の中で特大の一撃ホームランを打って58年ぶりに王貞治を抜く56号を打ちました。ヤクルトファンでない人も共に喜びました。22歳の実力を備えた新たなスターが一人誕生しました。本場アメリカでも大谷翔平の活躍の中で、日本に偉大な若き選手の出現を期待をもって報じています。
高卒4年目の若き22歳の打撃技術は凄い
3冠王3度の実績のある落合博満さんの解説で大谷翔平選手の46号(昨年)34号(今年)の打撃ホームは理に反したアッパースイング(特殊なバッティング)で日本の球界からすると理に反してコーチから直されると指摘、最近パリーグの柳田、浅村、山川、森選手などのアッパー選手が目につきます。王選手は一本足打法、イチロー選手は振り子打法など一流選手には特徴もありました。22歳の村上選手はアッパーでもダウンでもない理想的なスイングを身に着け、逆方向にもホームランを打ちます。大リーグのホームランバッターは筋力に任せたアッパースイングと引っ張るスイングで守備位置も極端なシフト(来季から通常シフト)を取って内野手がバッターによって大きく移動しています。落合さんの解説では疲労してくるとアッパースイングなどは難しくなる。先日、夜公園を散歩していると小学生の高学年の子供が数人親の付き添いでバットスイングをしているのを見るとアッパースイングの子供が鋭く振っていました。既に腰回りもしっかりしている子供でした。筆者などは素振り練習を夜しましたがレベルスイングであった気がします。
大谷選手も投打二刀流の規定数達成のため両立を成し遂げる中で疲労が蓄積して、34本以降ホームランが出なくなりました。大谷選手は全試合終了後、来季に向けて何が足りなかったのか努力しますとコメントしています。
大谷選手は夢のような年俸43億円で合意
大リーグの開拓者、野茂英雄1995年ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約(契約金1億7千万円、年俸(近鉄時代の1億4千万円→980万円)でアメリカに渡りました。6月2日にメッツ戦で初勝利、14日パイレーツ戦で16奪三振、24日ジャイアンツ戦で初完封勝利、29日ロッキーズ戦で4試合50奪三振達成、6月2完封を含む6勝0敗、防御率0.89の成績、オールスターゲームに選出(新人)され先発2イニングを1安打無失点に抑える。先日野茂選手の2回目のレッドソックスのピッチャーでノーヒットノーラン試合記録の放映を見ました。独特なトルネード投法を貫き、ホークボール(スプリッド)を投げて日本、アメリカの大投手として活躍しました。金銭の欲ではなく大リーグで野球をしたい夢を追い求めて活躍しました。大谷選手もエンゼルスへは低年俸で大リーグ二刀流を求めてアメリカに渡りました。貫く姿勢に感動を受けます。野茂選手がアメリカ得渡る32年前サンフランシスコジャイアンツに村上雅則投手(大リーグで数勝)いた。
去就が注目された大谷は一年契約(43億円)来期もエンゼルスでプレーをすることになりました。日本の一流選手が大リーグに多く挑戦し活躍しています。