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大谷翔平 2年連続MVP候補の活躍中 

ベーブルース以来の二刀流にアメリカも驚き

野球の最高峰アメリカ大リーグで104年の歴史を呼び起こす「二刀流 大谷翔平」の活躍は、投手と打者として出場し、途中降板しても打順をDHに切り替わって打者を継続することが許され、二刀流の活躍の幅を広げる大リーグルール変更が今年実現しました。

2017年秋「大リーグ挑戦を決意」当時2億7千万円の年俸(日本ハム)、高校時代からの悲願大リーグ挑戦を表明、エンゼルスと年俸6000万円(メジャー最低年俸)で契約しました。2018年入団すぐに大リーグ選手として新人王に輝きました。しかし、2019年度7200万円 2020年度7700万円(怪我で37%減額、2021年度3億3千万円、2022年度6億円の活躍と人気から格安選手であることは間違いない。

今年5年目を迎えています。2度の大きな故障で離脱しました。しかし、大谷選手はくじけることなく常に前向きな姿勢で手術やリハビリを行いさらに次のステップを見据え続けました。入団時の体格と全く違う新たな大谷選手が造られてきました。大谷選手は28歳になりました。 球団オーナーが変わる来季の大谷の去就・年俸は?・・

:大谷翔平の活躍をブログ記事で追っかけています:

大谷翔平 104年ぶりの快挙 ベーブルースに並ぶ

二刀流 大谷翔平 ホームラン32号大リーグ1位

大谷翔平 大リーグオールスターで歴史的二刀流 

二刀流・大谷翔平 大リーグ MVP獲得

大リーグ大谷翔平サイクルヒット達成

22年度24試合 12勝8敗 投球回数141 防御率2.55 奪三振188
22年度24試合 12勝8敗 投球回数141 防御率2.55 奪三振188

大リーグを夢見た大谷選手は日米プロ10年目

大谷選手は投打二刀流で高校時代に日本のプロ野球を超えて、野球の最高峰アメリカ大リーグで活躍することを目指していました。しかし、日本のドラフト会議で「日本ハム」が指名。当時の日ハム栗山監督の説得で日ハムに入団、日本のプロ野球で二刀流の道を選択することを約束、二人三脚で二刀流の道を切り開いてきました。しかし、高校野球で見かける4番ピッチャーの主力選手と違い、プロ野球は其々の専門職の秀でた選手が1軍~2軍~3軍支配下選手に分かれ競い合い成績と球団に貢献することが求められます。二刀流をやりたいと思っても簡単なものではありません。大リーグではマイナーリーグとの格差はすごく、球団は勝つことが求められ、当然監督は最善のメンバーを選んで試合を行います。どんなに秀でた選手でもすべてが結果を求められる世界の厳しさがあります。大谷選手は高校時代に160㎞のスピードを記録して自信と可能性を持った選手であったと思いますが、通常では考えが及びません。アメリカ大陸は広く契約社会で大リーグとマイナーAAAでは選手の扱いは違います。AA A 特別リーグとマイナー選手は過酷な競争の中でアメリカンドリーム求めてさまよい続けます。 日本ハムには感謝しかない!

大谷選手のツーシーム 指とボール
大谷選手のツーシーム 指とボール

プロ野球で生活10年でケガによる挫折と復活

大谷選手は日本人離れした体格を持っています。身長193㎝ 体重102㎏の体格で、大リーグでも引けを取らない体格を持っています。高校(3年) 日ハム(5年)エンゼルス(5年)其々の時代 体格は年々大きく強靭な体に成長を続けきました。大リーグに行って二刀流を続け、常に全力疾走し、盗塁もします。大谷は野球小僧のように常に次の塁を目指して全力です。怪我の可能性も沢山あります。昨日も6回のマウッドで指の豆を気にして降板163㎞の大リーグでの最速を記録、最近使いだしたツーシーム(2本の指を縫い目に)ホーシーム(2本の指を縫い目に交差)スピードボールを投げる。大谷の場合はツーシームの方が速い(一般的にはホーシーム・ストレート)ようです。軌道でシュート、シンカー、ツーシームと表現が異なる。

ボールが速いほど指や肘に大きな負担となり痛めます。大リーグ一年目に肘を痛めて18年10月1日 右肘内側側副靭帯の再建術(トミー・ジョン手術)を受ける。翌年(2019年)投球できず。打者のみの一年、1年半後キャッチボールを開始、経過を経て2020年7月26日693日ぶりの公式戦登板一死も取れず打者6人に3安打、3四球、5失点でプロ最短で降板しています。8月2日復帰2度目の登板、2回途中5四球、2失点で降板、右腕に違和感を訴え、MRI検査で右肘の屈筋回内筋(関節を曲げる筋)の炎症で、投球再開まで4~6週間の診断を受ける。大谷選手の場合160㎞の速球を投げることで肘への負担は過大になり故障を起こします。ダルビッシュ・前田健太も手術を受けています。

二刀流の大谷は故障中は打者として実績をあげています。二刀流は怪我・故障などで続かなくなる。大谷は高校時代に描いた目標を達成するまで諦めることなく地道なトレーニングを積み重ねます。

2022年度 連続MVPに挑戦中

10年間 大谷翔平 プロ野球の二刀流の厳しさ体感

野球のメッカアメリカ大リーグに多くの日本選手が挑戦しました。主な選手

  • 野茂英雄  NPB 1990~1994年(5) MLB 1995~2008年(14)
  • イチロー  NPB 1992~2000年(8) MLB 2001~2019年(19)
  • 松井一郎  NPB 1993~2002年(10)    MLB 2003~2012年(10)
  • ダルビッシュNPB 2005~2011年(7) MLB 2012~2022年(11)
  • 松坂大輔  NPB 1999~2021年(14) MLB 2007~2014年(8)

有原航平・菊池雄星・澤村拓一・鈴木誠也・筒香嘉智・前田健太・青木宣親・秋翔翔吾・五十嵐亮太・井川慶・井口資仁・石井一久・伊良部秀樹・岩隈久志・岩村明憲・上原浩治・大家友和・大塚晶則・岡島秀樹・柏田貴史・川上憲伸・川崎宗則・木田優夫・黒田博樹・桑田真澄・小林雅英・小宮山悟・斎藤隆・佐々木主浩・城島健司・新庄剛志・高津臣吾・高橋健・高橋尚成・田口壮・田沢純一・多田野数人・建山義紀・田中賢介・田中将大・中村紀洋・西岡剛・野村貴仁・長谷川滋利・平野佳寿・福留孝介・福森和男・藤川球児・牧田和久・松井稼頭央・マック鈴木・村上雅則・村田透・藪惠壺・薮田安彦・山口俊・吉井埋人・和田毅 計63人

アメリカ大リーグに挑戦した日本人選手は日本の伝統をもって渡米し、其々で活躍し今も活躍しています。