オリンピック3度目の挑戦で金メダル 平野歩夢
ビルの4階の13m近い高さまで飛び上がった体制から縦3回転(トリプルコーク)横4回転(1440・360度×4)の技を完璧に飛ぶ新技を披露して頂点に達しました。2回目の時も同じ技で完成させましたが審判の評価点は上がらず2位で、怒りの中で3回目の最終滑走で5人の審判の平均96点で優勝しました。ハープパイプのスーパースターショーンホワイト(35歳)最後の大会で世代交代のトップに立つことが出来ました。ソチ・平昌ではダブルコーク1440が最高何度で競い平野は銀メダル(ショーンホワイト金)に終わっていました。北京では平野はダブル→トリプルに難度をあげて挑戦しました。
東京2020夏季オリンピックスケートボードに挑戦
東京2020でスケートボードが新種目に選ばれた時、平野歩夢は夏季オリンピックに挑戦することを決意し練習に入りました。スノーボード(ボードが足に固定されて高さと回転技で競う)とスケートボード(ボードと足は固定なしで裏にローラで幾つもの障害物をテクニックで通過していく)の大きな違いがあり、似ていて異質な競技だと思います。平野歩夢は挑戦しました。スケートボードでは予選落ちしました。しかし、平野は大きな経験と異質なスポーツで得ることも大きかったと表現しています。スノボパイプに戻る期間はコロナ延期で6か月で復帰の挑戦を初め、新たな技をもって北京2022に臨みました。
身体能力の高さと日々積み重ねる努力が新たな挑戦で金メダルの結果を残しました。一緒に出場した弟海祝が”日々努力している兄ちゃんの姿を見て凄い!と思ったと表現しています。
平野歩夢は記者会見でも冷静に採点方法の改善なども提起する姿に23歳とは思えない自信が見えます。