大国中国 習近平の威信をかけた開会式
開幕が近づくと、専制主義国家中国に対して自由主義国から、政府要人の覇権ボイコットが起こり懸念されましたが、開催に威信をかけた習近平政権は広がる新型コロナウイルスのオミクロン株に国を挙げたゼロコロナ対応とバブル方式で徹底した検査と隔離を行っています。既に選手と関係者200人が陽性になっています。一部トップアスリートも陽性となり出場を断念しています。新疆ウイグル自治区・チベット自治区・香港などへのジェノサイドが国際的な問題となり多くの自由主義国から批判の対象となっています。ウクライナに侵攻を準備している中国の友好国ロシアのプーチン大統領を招待し専制主義国家としての連携をアピールしています。
開会式はメインスタジアムで行われ、コロナ過で縮小、時間短縮が行われましたが素晴らしい演出が披露されました。雛壇に習近平主席、IOCバッハ会長が並び開会を宣言しました。最終の聖火ランナーに漢民族の男性と新疆ウイグル人女性によるトーチが聖火台のない状態で設置されました。