
対立の中で開催される平和の祭典
中国は徹底した「ゼロコロナ」で感染を抑える中で北京冬季オリンピックが2月4日開催が迫っています。北京に隣接天津市に一人の感染者で1300万人を一斉にPCR検査を実施、中国の威信をかけた徹底した抑え込みを行っています。政府高官派遣見送りを決めた欧米・豪州・日本などの対応に中国は厳しい反応勢を示しています。先日、中国の感染者が受け取ったカナダからの郵便物を調べたところオミクロン反応が出たと説明、カナダのデュクロ保健相は「異常な見解だ」と一蹴しました。オリンピック大会関係者、マスコミ、選手が徹底した監視とチエックのもとで開催されます。不足の事態が起こらないことを願います。

春節(旧正月)期間中に平和の祭典
北京オリンピック中に迎える春節(旧正月)に中国14億人の大移動が重なり、自信を示す習近平政権はオミクロン株によってかなり神経を尖らせています。最終的には観戦チケットの販売は行わず中国政府の統制下の中で観客を入れる予定です。徹底した「ゼロコロナ」政策の厳しさは「ウイズコロナ」の欧米と大きく異なります。世界から集まる報道陣などの行動規制と監視によって不測の事態が起こらないか懸念されます。中国の監視社会に疑念を持つ欧米諸国は、スマホの情報の管理にも気を使い、自身の専用アドレスのスマホではない期間中だけのスマホの使用に変えるようです。
中国の情報統制と監視社会に対応できない欧米諸国の対応は厳しい監視下の中に置かれます。