オリンピック水泳競技を救った大橋悠依
東京2020のオリンピック前半の花形競技で日本は思わぬ不調で予選敗退の厳しい戦いになりました。女子個人メドレーの大橋選手は予想以上の活躍で400、200の2種目で世界の頂点に立ちました。予想もしなかった予選落ちが続く中で、金メダルを取った大橋選手に感動を頂きました。水泳選手としては遅咲きで初のオリンピック出場の快挙になりました。日本人女性としては長身(175㎝)で手足が長くゆったりとした水泳が遅咲きの選手を世界の頂点に導きました。
東京2020の水泳は惨敗に終わる
東京2020の開幕で柔道などのメダルラッシュに沸く中、水泳は金2個、銀1個に終わる惨敗になりました。メダルを予想された種目で、ことごとく予選落ちする競技に驚き、落胆しました。日本水泳に何事が起こっているのかわかりませんでした。世界の水泳はさらに前進していました。アジア選手権で6個のメダルを獲得して最優秀選手に選ばれた池江 璃花子選手は白血病に倒れ、1年間の闘病生活から不屈の復帰を遂げて、日本人に勇気と感動を与えてくれました。1年延期で東京2020にリレー選手として出場し光を灯してくれました。4年に一度のオリンピックは1年延期となり5年の厳しい対応になったことも影響し、厳しいプレッシャーに覆われたのかもしれません。3年後のパリ大会を目指して歩んでほしいと願います。