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大谷翔平 大リーグオールスターで歴史的二刀流 

大谷選手の高校1年生の時に示した目標

大谷選手が花巻東高校1年生16歳の時に目標を記した手書きのシートがネットに掲載されています。(画像:東日本大震災の前年2010年12月6日の記述)

目標は「ドラフト1位で8球団」の指名を受けるために何をすべきか目標設定を明確に書いています。この時から二刀流を意識した目標に向かって、あらゆる角度から達成を目指していたことが驚きです。私たち凡人は一つの思いを叶えることで精いっぱいですが、世界的な選手になった大谷選手の達成への過程で体づくり・スピード160㎞・人間性・運などが記されています。運のマスを見るとゴミ拾い・プラス思考・審判さんへの態度などがあり、アメリカでも話題になっているグランドのごみを拾ってポケットにしまう仕草になっていることは大谷選手の自然の姿であると思われます。

二刀流を貫く大谷選手の凄さ

大谷選手は16歳の時に示した目標を常に心の中に置きながら積み重ねてきた行動が、今の大谷選手の姿を現している気がします。アメリカ大リーグでも100年以上前のベーブルースの以来の出来事として認識し始め、オールスターのルールも変えて二刀流の大谷翔平を絶賛しています。記憶では大谷選手のドラフト前から大リーグ志望の中、日本ハム1球団の指名でした。日ハム栗山監督の説得で日ハムに入団、二刀流を模索しました。肉体とのバランスの中で故障も体験し模索が続きます。4年後大リーグに入団を希望し、二刀流を約束してくれるエンゼルスを選択しました。1年目を終えてひじの手術、2年目は足の手術など故障が付きまとい、3年目はコロナウイルスの年になりました。しかし、大谷は目標に向かって肉体強化に勤め、4年目の今年見た目にもわかる大きくなった大谷翔平がスタート、オールスター前に全球団トップの33号本塁打を記録し、投手としても4勝の二刀流を貫いています。投球の時も打者として出場、走っては10盗塁を記録する異色の存在で、全米のファンを引き付けています。栗山監督・エンゼルス マドン監督によって生かされています。

大谷選手のメンタルの強さ

大谷選手の目標設定シートに「メンタル」の欄があります。「一喜一憂しない」の記述があります。2打席三振しても3打席目にホームランを打ちます。ヤンキースタジアムでピッチャー出場し1回7失点で降板しました。アナハイムに帰った次の試合でホームランを打ちました。大谷を見ていると落ち込む姿を余り見ません。私たちは失敗すれば大きく落ち込んで立ち直れません。16歳の高校時代からメンタルまで意識して目標設定していた大谷選手に驚きます。高齢になった筆者も振り返ると一つのことにこだわってメンタルの弱さを露呈してきました。今更取り返しがつきません。グローバル化した激動の社会でこれからの世代は生き抜いてもらいたいと願います。