世界の感染マップを確認する日々
2020年1月21日中国の習近平国家主席が中国武漢市でパンデミックが起こっていると発表、すぐさま中国は武漢市の都市封鎖、中国の渡航禁止措置が発表されました。日本では横浜港に入港したクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス号」感染クラスターと武漢市からの日本人600人の帰国対応に追われました。既に日本に入国している中国観光客からの感染が報道され、海外では感染者がシルクロードを通ってヨーロッパイタリアに拡大しました。加速する数値を追い求めるのが難しくなっていました。3月、アメリカポプキンス大学のデータが日本経済新聞で編集され世界の感染者数・死者数が開示されました。アシストHPにリンク掲載し、瞬時に情報の変化を確認できるようにしました。 時間を見てマップで今と過去・世界と日本の比較を検証、対策を行ってください!
一年前の世界・日本の感染状況比較して思う
ゴールデンウイークを挟んだ感染拡大の一年比較
日本は今(2021年5月31日)第4波と緊急事態宣言下にあり対応に苦慮しています。繰り返される感染拡大と緊急事態宣言にる、休業宣言、自粛要請、行動制限などで国民は不安、不満の限界がピークに達しています。諸外国のように強権的な対応が難しく、若者には無症状感染も多く抑える環境になく国民の忍耐に頼る日々が続いています。政府も国民も「人の命と経済の循環」を求めて緊急事態宣言→解除を繰り返してきました。一年前は日本の開発した「アビガン」などが治療の救世主となっていました。しかし、感染と重症化・死亡の数値が増え続けるなか、ワクチン開発が急がれました。過去のワクチン開発では3年~10年の開発期間を要すると、多くの研究者が話していました。日本でも過去のワクチン接種で副反応で命や障害に発展した例もあり、接種に否定的な状況もあります。欧米ではワクチン開発に人材と資金を投じていました。日本は対応に遅れました。
mRNAワクチン開発・カタリン・コリカ博士
1年半を経過した今、世界はワクチン開発と接種に重点が移っています。昨年からRNA画像を何度も見てきました。全く分からない世界ですが、ワクチン開発の主流は遺伝子を使ったワクチンが早期開発の決め手になると言われていました。「スパイクにとりつく」などの言葉と画像で表現されています。このRNAワクチン開発に研究にささげたハンガリー出身のカタリン・コリカ博士のプロフールがNHKクローズアップ現代の報道で山中伸弥教授との対談で存在を知りました。成功に導いた博士が世に紹介された時でした。今、ノーベル賞候補と言われています。研究者として共産圏のハンガリーで研究の限界を感じ40年前(26歳の時)ご主人と2歳の子供とともに子供のぬいぐるみの中に車を売ったドル紙幣を忍ばせ亡命したとされています。アメリカは発想を支援する土壌があって、苦節の中で2005年RNAワクチンの基礎研究の特許を取得し、15年過ぎて漸く生かされています。ドイツのビオンテック社(ファイザー社製の共同開発メーカー)の上席副社長を務めているカタリン・コリカ博士。
ワクチンがゲームチェンジャーになるか!
感染拡大の収束はワクチン、政府・自治体が結集
日本は感染拡大(第4波)で国・自治体・医療機関と国民が一体となってワクチン接種を感染拡大のゲームチェンジャーとして意識しています。ワクチン確保に目途が着いた政府は、国を挙げて接種体制の拡充に奔走しています。地方にも感染が拡がる中で自治体も対応の強化を急いでいます。全ての機関の連携と国民一人一人の意識の共有が感染拡大を抑える切り札になっています。6月中旬から救急救命士など打ち手の数を増やして100万人/一日(現在50万人)に増やしてワクチンをゲームチェンジャーにすると意気込んでいます。
ファイザー社・モデルナ社のワクチン接種効果が95%です。アストラゼネカ社は血栓が起こると言われています。中国は4社からワクチンが出荷されていますが効果は50%だと言われています。