「熱交換塗料」誕生の思いと科学的証明
”地球温暖化に貢献する塗料”として開発された「熱交換塗料」は東日本大震災の原発事故による電力不足で節電が叫ばれたとき、熱交換塗料を塗布することで室内温度が2~5℃の低減効果で「空調の電力節約・省エネ」の取り組みで広がりを見せました。
1997年 京都議定書 地球温暖化に貢献する塗料の開発
2002年 熱交換塗料の開発成功 塗膜で不思議な現象!
2010年 小学校とグランドを素足で走る画像の報道!
2011年 東日本大震災による電力不足で省エネ気運!
・各地に熱交換塗料研究会が発足し、広報活動が起こる!
・大手塗料メーカーは反射を利用した遮熱塗料を採用!
防錆・腐食塗料など特殊塗料を手掛けていたアルバー工業が地球温暖化に役に立つ塗料が出来ないか科学者として開発に取り組み2つのエレメントの配合のオンリーワン塗料の開発に成功しました。開発後10年間、大学、研究機関に「数ミクロンの薄い塗膜内で起こる消熱現象」の科学的証明を依頼しました。開発者が二つのエレメントの配合による運動エネルギーによって熱の消失が起こっていると表現してきました。2016年に電気工学の二人の研究者が塗膜内で起こっている「起電」作用で電気エネルギーで熱の放出も起こっていると証明されました。
太陽光が当たる屋根に熱交換塗料+太陽光パネル
パネル設置前に熱交換塗料塗布で変換効率アップ
オイルショックの時から開発に力を注いできた、太陽光発電システムは日本の技術で世界のトップシエアーを築いていました。近年は中国の大量生産コストに押されパネル事業は減少しています。2050年に向けて太陽光発電事業の日本の復活が求められています。日本の効率的な技術の再挑戦が求められています。住宅・工場・商業施設などの屋根・屋上に熱交換塗料を塗布して太陽光パネルを設置することで10~20%の熱効率が得られます。太陽光パネルに当たる輻射熱の低減が大きな効果を発揮することが証明されています。太陽光パネルを設置することで直射日光が遮られ遮熱を抑えることが出来ます。しかし、太陽光パネルの熱変換がメーカー試算で夏日になると14%近く効率が落ちます。熱交換塗料を塗布することで輻射熱を抑え変換効率を上げてくれます。直接太陽光線が当たるところは60℃を超します。熱交換塗料を塗布した表面温度は15℃近く下がります。パネルを設置する前に屋根寿命を長く+パネルの変換効率を上げて、20年以上の長期コスト削減を図ってください。~地球温暖化に貢献する取り組み~
住宅、工場、商業施設の屋根に太陽光パネルが設置され、燦燦と照り付ける太陽の光を効率よく取り入れ発電しています。太陽光パネル発電は日照時間の長さ、パネルに照射する光線と輻射熱が影響しています。特に25℃以上の高温になると変換効率が低下します。熱交換塗料は25℃以上になると塗膜の運動で大幅に熱を下げ、省エネ効果を発揮し、厳しいパネル周りの温度を下げて変換効率を助けてくれます。
コロナの収束、温室効果ガス排出ゼロ、SDGs
世界はコロナの収束に全力を挙げています。ワクチン接種が始まり、一部希望の光も見えてきました。しかし、世界の争いは収まらず厳しい社会が続きます。
日本は5月に入って高齢者3500万人のワクチン接種に多くの人が右往左往しています。梅雨入りが予定よりも20日早くなり、昨日、九州・四国で線状降水帯の集中豪雨が起こっています。20年前、地球温暖化の危機を訴えた社会が、漸く世界の国々が「温室効果ガス排出ゼロ」に向かって対応目標を表明しました。
温暖化対策に多くの技術革新が求められています。
2002年「地球温暖化に貢献する塗料」として開発された熱交換塗料は持続的社会に貢献する役目が、再度クローズアップされました。多くの人や事業者が目標に向かって役目を実現することを願っています。