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コロナ禍の中で今日も走る中村

日本は変異ウイルス蔓延で3回目の緊急事態宣言

1年前の「緊急事態宣言」発出から幾度となく対策宣言が発動されました。感染拡大阻止と経済活動の持続、人の移動と交流の制限の繰り返しの中で、日本は国民にお願いベースで対策を行ってきました。変異ウイルスに置き換わり拡大する新たなステージに直面し、関西圏と首都圏に3回目の緊急事態宣言が発動され4月25日~5月11日までの期間、集中した対策が発動されます。遅れているワクチン接種の中で国民は新たな制限の対応に迫られます。昨年同様、ゴールデンウイークの人の移動制限は関連事業者にとっては死活問題になります。国民の我慢・理解・行動の自粛にかけています。 

世界は米国主催の気候変動サミット開催

4月22日~2日間、オンラインで世界40カ国の首脳が集い、気候変動サミットが開催されています。世界はコロナが蔓延する厳しい中で、気候変動の取り組みの重要性を認識し、40カ国の首脳がオンラインで集い、各国の取り組みの姿勢を発表しています。焦点は「温室効果ガス削減目標」の各国の姿勢を表現する場になっています。

1997年京都議定書(COP3)で主導したCO2削減目標設定から、毎年議論を繰り返し2015年パリ協定(COP21)で削減目標が大筋で合意しました。トランプ大統領のパリ協定離脱で混迷する中で、各国は其々可能な限りの対応を表明しています。

地球温暖化に貢献する塗料「熱交換塗料」開発から20年

アルバー工業の石川社長が気候変動枠組み国際会議(COP3)で示された京都議定書の締結で”地球温暖化に貢献する塗料”の思いで取り組み「熱交換塗料」が開発されました。私は素晴らしい「オンリーワン商材」を担いで足を運び続けました。薄い塗膜の中で起こる熱の喪失現象、テストキッド、カタログ、説明資料を担いで、日本全国、アジア地域を走り回っています。

中小企業が開発したオンリーワン商材を採用していただくまでに多くの時間を要しました。10年前の東日本大震災による福島原子力発電所の事故により関東を中心に電力不足になり省エネ塗料「熱交換塗料」が注目されました。

今日は昨年熱交換塗料を採用頂いた事業者から、別の場所のご提案を頂いて現場調査に向かっています。新幹線に乗りながらコロナ感染の蔓延が収まることを願っています。 (中村)~記事HPサポーター~