大阪府の蔓延防止措置対策の効果が週末?
4月5日~蔓延防止措置に入った大阪府は感染対策の強化を図っています。昨年の緊急事態宣言から一年、大阪府民は第1波~第3波の感染対策で効果を発揮し乗り切ってきました。しかし、変異ウイルスの拡大傾向が見られた関西圏は首都圏の拡大の倍の勢いで拡大しています。4月13日は1099人を記録し、首都東京510人の倍の感染者数を記録し重症病床が95%を超して医療崩壊の数値に近づいています。変異ウイルスは若年層にも拡大しています。
変異ウイルスの感染比率、重症化率が高いことから、今週末(対策2週間)の結果次第で、吉村知事は政府に緊急事態宣言の要請と休業などの強い対策を取ることを表明しています。
4月13日(火)のNHKの情報画像
感染拡大と社会経済の矢面に立つ吉村知事
府民や日本全国から対応の期待と批判を受ける大阪府の吉村知事
江戸時代から商人の街として栄えた大阪は、歴史的な要衝として日本の都市文化を形成してきました。しかし、バブル崩壊の平成期に入り政治・経済の東京一極集中が進み、大阪の大企業の本社機能移転、人口減少など、徐々に縮小の道を歩んでいました。2008年大阪府知事選に稀代の風雲児、38歳橋下徹の知事選出馬当選によって、大阪復興を掲げて大改革を推し進めてきました。大阪の政治の地図は大きく変遷し、時にはマスコミを敵に回し孤軍奮闘する大阪維新政党を牽引してきました。吉村知事は松井・橋下のもとで市会議員~国政に進出、橋下市長の政界引退を受けて国会議員~大阪市長に立候補、維新政党を代表する若き政治家で現大阪府知事として活動しています。
新型コロナウイルスの対応で賛同を得たり、厳しい批判の中で対応の厳しさを受けています。
全ての人に公平な正解のない感染対策の厳しさを府民とともに乗り切る覚悟と政策に期待して!