コロナ禍でスタートしたオリンピック聖火リレー
新型コロナウイルスの世界蔓延で1年延期の中で、夏のオリンピックに向け聖火リレーがスタートしました。10年前(2011年3月11日)東北沖に起こった巨大地震、津波、原発事故は東北沿岸部の巨大災害は日本及び世界を震撼させました。あれから10年、人々は復興に向けて立ち上がり世界中からの支援を受けて復興の基礎を築いてきました。未だに元の地に戻れない人が4万人を数えます。復興五輪として歩みだした東京オリンピック・パラリンピックは世界中に広がった新型コロナウイルスの蔓延によって一年間延期され、今も世界の感染の収束は見えていません。スポーツが持つ感動とエネルギーから得れれる力を私たちは信じています。厳しい環境の中で開かれようとしている世界の祭典が「希望の灯」となるよう3月25日復興の地福島から聖火リレーがスタートしました。
聖火リレーの最初のランナー「なでしこジャパン」
2011年3月11日 東日本大震災から4か月、日本中が打ちひしがれているときドイツで開かれた女子世界ワールドカップに出場した「なでしこジャパン」が奇跡の優勝を飾り、日本中が歓喜し勇気をもらいました。2013年9月7日アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれたIOC総会で立候補した東京が選ばれ日本中で喚起しました。しかし、2020年開催が近づくと
国立競技場の決定見直し、エンブレムの見直し、過大な費用に問題が起こりました。最大の試練は新型コロナウイルス感染拡大によって一年延期を余儀なくされました。
外国からの観客を迎えられない開催になり、3月25日に復興福島ベイビレッジをスタートしました。日本全土を121日かけて聖火をつなぎます。沿道に多くの人が出迎え、近づくオリンピックを応援します。