2050年までの自動車販売台数予測(ハイブリッド車)
自動車産業に直接関わっていない多くの人は、最大の消費国中国の動向などで一喜一憂していますが、画像の2030年・2050年の数値を見るとHV・PHVは主力技術で、2050年にEV自動車がガソリン車の比率を上回る数値を示しています。日本の自動車販売台数が減少にありますが、世界の販売台数が2.5倍になって自動車の生産は落ちることがないと予測しています。EU圏では2021年に厳格化されるCO2排出基準をクリアするためエンジン車の燃費向上のため小型のリチュームイオン電池を搭載する、「ソフトハイブリッド車」技術を生かしています。ハイブリッド技術のEU版のようです。ガソリンより10~20%の燃費効率が得られている。トヨタのハイブリッド技術は進化して他社が現状では追いつけない域に達している。
2050年ハイブリッド車は増える数値を予測している(2020/12/29)
最大の消費国中国・インド・アフリカの動向
14億の民を抱えた中国は急成長を遂げ、世界最大の自動車販売・生産国になって動向が注目されています。中国は工業化によってCO2排出量が世界の28%を占め、大気汚染が激しく政府の最大の懸案事項になっています。一時期ハイブリッド車は補助金車両から省かれていましたが、EV自動車と同様、補助金対応車扱に復活しています。EV自動車については充電、インフラ整備、充電走行距離などに難点もありハイブリッド技術が続きます。世界の新興国・後進国は電力インフラ整備も遅れています。
販売台数のトップ中国・2位米国、先進7か国の販売台数はトップ10に入っています。新興国のインド・ブラジルが入り、韓国180万台・インドネシア、タイ、オーストラリア100万台でアフリカなど後進国の成長が自動車産業を支える時がやってきます。
世界情勢は大きく変化する。地球温暖化の地道な取組み
世界情勢はどのように展開するか予測がつきません。地球温暖化・頻発する戦争の悲劇・国の指導者の選択など日々・刻々変化する社会にあって一喜一憂しながら情勢の展開を見守ることになります。コロナ禍の中で多くの民は苦しみ、学び新たな社会を見つめようとしています。地球温暖化は産業革命~積み重ねられた負の遺産です。