10月1日東京対象解禁のGOTOキャンペーン本格始動
2020年東京オリ・パラに向けて4000万人の外国人観光客を予定していた計画が「新型コロナウイルス」によって「ゼロ」となり、国内移動の制限によって観光関連業種が完全に疲弊しました。政府は「GOTOキャンペーン」の前倒しで7月22日~始めました。東京都の300人/日を超す感染者数により「東京都民及び東京都経由」を除外するキャンペーンでスタートしました。東京都及び受け入れ側の懸念の中でのキャンペーンに戸惑いを感じ、最大の移動時期「夏休みのお盆の帰省」で国民は自粛を継続しました。
巣篭りからの解放と観光業の復活支援
東京名所めぐり「はとバス観光」の本社台数135台の内、稼働しているのは1~2台で事業高は前年比98%減の厳しい状況が3月から続いています。全国の旅館・ホテル・交通機関(新幹線・飛行機・列車・バス・・・)飲食業・土産物店など全てが瀕死の状況にあり、すでに倒産・廃業の事業者も発生しています。10月1日復活の日を迎えました。
日本の観光の80%が日本人で賄っている(星野代表)
「新型コロナウイルス」発生まで外国人観光客4000万人を見込んで日本経済は大きく潤っていました。しかし、感染発覚以降急速に落ち込み、入国者が99%減になり経済の大きな疲弊が始まりました。その間、星野代表は日本の観光業は80%以上が日本人が占めていることを説明し、この機会に”地域の方々にもう一度地域の魅力を再発見したもらうことが大事である”と説いています。10月を迎えて、東京の感染が200人近くありますが、6カ月以上の経験から国民は「感染対策」をしながらキャンペーンを利用して動き始めました。国民も開放を喜び、受け入れる旅行業者も復活の可能性を感じました。
中国国慶節で6億人が国内異動
10月1日~中国国慶節で6億人の人が中国大移動をします。14億人の民を要する中国の凄さを感じます。大移動により国内消費が喚起され、経済が活性化します。新型コロナウイルスの発生源中国は、現在感染者ゼロとなり、14億人の巨大国家が国力を誇示しています。一方でアメリカは大統領選挙の真っただ中にあり厳しい戦いを繰り広げています。米国・中国の覇権争いがエスカレートし、世界を二分する政局を他国は見守る状況にあります。