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大坂なおみ 2020全米オープンテニス 優勝

大坂なおみ全米オープン優勝

2020年9月13日早朝 大坂なおみ全米オープン優勝の報道が入りました。コロナ禍でスポーツイベントが少ない中、久しぶりの画面に感動しました。YouTube動画を何度も見ました。世界はコロナで沈む混乱の中で新たな勇気と感動を頂きました。~ありがとう なおみ~



コロナ禍の中で感動の勇気をもらう

2年前の全米オープンに続いて優勝した「大坂なおみ」に感動しました。全豪オープンに勝利した後、コーチが変わったり少し低迷しましたが

コロナ禍の中で無観客で開催された全米オープンで優勝をしました。父は中米カリブ海ハイチ出身アメリカ人、北海道生まれの母と札幌で知り合い結婚、長女(プロテニス選手)と次女を連れて大阪へ移り住み、父は大手語学学校の英語講師となり、その後家族でアメリカへ移り住み、子供のテニスの支援を行いプロ選手に育てました。 大坂なおみは米国・日本の国籍を持ち22歳に日本国籍にしました。父の国のハイチの英雄になっています。 

黒人差別に抗議する大坂なおみ

アメリカに根強く残る黒人差別の中で警察官の黒人圧迫死や銃撃への抗議活動が全米から世界に広がって一部暴徒化することもあります。白人至上主義を掲げるトランプ大統領の発言や対応に各地で批判ののろしが上がっています。黒人の血を引く「大坂なおみ」はテニスの試合を通じて抗議のメッセージを発信しました。一部反感もあるが多くは共感を呼んでいます。

八村塁もデモに参加人種差別に抗議

移民国家アメリカは海を渡って移住してつくられた国で白人・黒人・ラテン系・アジア系など多民族が国家を形成しています。奴隷制に反対する北部の工業地帯と奴隷制を維持する南部の綿花地帯による南北戦争1861~65年のアメリカの歴史的戦争の痕跡が今も根強く残っています。大統領選挙にも色濃く反映され、前大統領オバマ大統領は初の黒人大統領となりました。トランプ大統領は白人至上主義をツイートし身内からも反発を招いています。

世界は人種・主義・宗教・格差など差別対立

今、世界では多くの差別・対立と闘っています。人種、イデオロギー、宗教、貧富の格差によって対立が起こり争いが起こっています。地域を追い出され難民として逃げ惑う民が世界に沢山います。それでも止まない争い、時には戦争に発展する社会を憂う