首班指名に菅官房長官優位の状況
突然の持病悪化による安倍首相の辞任表明で首班指名が慌ただしくなりました。総理候補にマスコミは何人かの候補を上げました。現状は「総理は考えていないと」発言していた菅官房長官の出馬の意思で首相指名の最有力候補に挙がり、国民の与論も容認する状況になっています。政治の世界は一瞬が闇と言われる中で本日9月8日正式な出馬表明が行われます。一方、混迷した野党合流は立憲+国民+無派閥の149名が野党合流を図り代表戦と党名の選挙を行います。大阪の都構想は市民の投票が11月1日に実施されることが大阪府議会・大阪市議会で可決されました。
政治の世界に新たな一歩を期待
安倍首相辞任後、最近の世論調査で30%台に落ち込んでいた支持率が、安倍政権の総括で70%台の指示になりました。国民は政権に期待する半面、批判も持ち合わせます。コロナ禍で森友・加計、桜を見る会、元法務大臣の選挙不正疑惑、マスク配布のど挙げればきりがない問題に国民は怒りながら政治に参加しています。民意が反映されるのか国民一人一人が見ています。50%の賛成で民意が動く民主主義国家の新しい社会が誕生することを願っています。アメリカの大統領選挙は予断を許せません。中国は共産党一党独裁国家の維持に強権を振るって台湾・香港などに圧力を掛け西欧の民主主義国家と対立の様相が浮かび上がっています。
日本の政治は内政・外交厳しい局面
日本は産業革命只中、明治維新によって世界に仲間入りを果たす。明治時代の日清・日露戦争などを経て勤勉な日本国民は技術を磨き、国家の統治・政治体制を学び欧米列強に対じしてきました。想像を絶する第二次世界大戦に突入し敗戦国となり、焼け野原から一歩を踏み出しました。戦争中・戦後の人口増の中で戦後復興と高度成長を成し遂げました。平成に入って金融バブル崩壊と近隣国(台湾・中国・韓国)の成長で平成不況に突入しました。公共工事で支える国家は負の連鎖に陥り多額の国家債務を抱えています。
政治家と官僚の鬩ぎあい国家
日本の官僚は東京大学を出て官僚になり日本を動かす組織に属すエリート集団です。学歴と能力が問われる官僚が作成する国家案件は行政組織を超えて作り上げることはできません。政治家は縦割り行政を打ち破って改革を進めていく役目を担っています。専門職官僚の壁は厚いと言われます。今問題となっている官邸主導は安倍長期政権によって進められてきましたが、「忖度」の札が付きました。
大阪都構想は橋下元知事が改革を提唱しても、大阪府よりも財政力、権限の力を保持してきた大阪市の存在で改革ができないと判断、選挙で府市統合を画策大阪都構想を市民に問いました。