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コロナ禍の成田国際空港 復活へ希望

新型コロナ禍の中で耐える成田国際空港

成田空港近くのCCP-117+熱交換塗料の折板屋根10800㎡の施工開始と完工に関空と伊丹から成田空港を利用しました。コロナ禍の厳しさを実感する飛行場です。

一機180億円の旅客機は飛べずに駐機

大型の旅客期は一機180億円すると言われています。成田空港だけでも飛ぶことの出来ない旅客機が半年近く飛べずに飛行場で待機しています。日本では日本航空・全日空とLCC航空、海外から乗り入れている多くの飛行機会社が大きな打撃を受けています。飛ばない飛行機は乗務員、空港関係従事者、空港ターミナルの関連事業者、従業員など計り知れない苦しみを背負っています。一日でも早い収束を願う日々です。

コロナの収束は日本だけでは終わらない

成田国際空港(1978年5月20日開港)、日本の国際化に伴い海外専用の国際空港を計画、成田紛争など厳しい反対運動を乗り越えて離陸に至りました。東京都心から遠く、滑走路一本、夜間飛行制限など厳しい条件乗り越え今日の成田空港は発展してきました。乗客あっての飛行場で新型コロナウイルスの拡大は大きな衝撃となっています。世界的な流行が一日でも早く収まることが大きな願いです。

厳しい環境の中で”なみだぐましい”努力

先日新幹線で東北の鮮魚を東京まで新幹線輸送の画像がありました。マスク不足の時は客室乗務員が”マスクづくり”、飛行機の乗客の空き席を利用して航空輸送を行うなど新しい試みを模索しています。航空に関係する人々のたゆまない努力が危機を救うことになります。

災害時の危機管理

台風21号関西国際空港に甚大な被害

2018年9月4日、大阪湾を直撃した台風21号により、関西国際空港が強風下の高潮で空港島が水没し、連絡橋に流された給油タンカーが衝突連絡橋が寸断されました。海の人口島に3メートル高潮が護岸を乗り越えて、滑走路や地下電源施設などに浸水、機能不全になりました。さらに近くに停泊していた航空機燃料給油タンカーが強風(風速54m)に流され連絡橋(鉄道・高速自動車道)に激突損傷し長期不通を余儀なくされる惨事となりました。

2年前(2018年9月4日)紀伊水道を遡上した台風21号は大阪湾に侵入巨大台風は空港島で54mの強風と高潮によって海水が護岸を乗り越え滑走路から空港施設へ浸水し地下電源室の浸水被害を受け機能を失いました。さらに唯一の連絡橋が給油タンカーの衝突で損傷付け替え完成まで6っカ月の不自由を要しました。当日は空港に多くの人が足止めになりました。一年置いてコロナの試練を受けています。