令和2年7月豪雨災害 気象庁
- 7月4日 九州南部豪雨災害 球磨川流域の氾濫
- 7月6日 九州北部豪雨災害 千曲川流域の氾濫
- 7月8日 岐阜長野豪雨災害 飛騨川流域の氾濫
- 7月13日 広島島根豪雨災害 江の川流域の氾濫
- 7月26日 山形秋田豪雨災害 最上川流域の氾濫
新型コロナウイルスによる自粛が解除(6月19日移動制限)され、国民は新たな一歩を踏み出し始めた時に過去に例を見ない長期の梅雨期の集中豪雨に見舞われました。日本列島に梅雨前線が居座り、線状降水帯の帯となって連続的に降り続く雨に河川が耐え切れず決壊が相次ぎました。コロナ被害から立ち上がろうとした国民に新たな試練をもたらしました。復旧活動もコロナ感染の危惧からボランテイアの支援が届かず、今も真夏の中で必死に復旧作業が続けられています。
中国長江流域の豪雨災害
長江はチベット高原を水源流域とし中国大陸の中央部地域を流れ東シナ海へ注ぐ川で、全長6,300㎞でアジア最長、世界3位で最下流部の上海近くを「揚子江」と呼ぶ大河です。
長江流域では6月頃から日本の梅雨前線に影響した豪雨が降り続き大河に集まってきた雨量が氾濫水域に達し広大な地域に甚大な被害をもたらしています。4000万人の人々が被災し、多くの家屋などが浸水被害にあっています。新型コロナウイルスの発祥地武漢市も流域に位置しています。偏西風に乗った前線が7月に日本列島に甚大な被害をもたらしています。