日本は感染拡大第2波に立ち向かい経済再開
観光立国を目指した日本は「新型コロナウイルス」の影響で海外からの観光客が350万人/月の予定が
99%減の2千人に激減、国内も移動の自粛でゴールデンウイークに90%減を記録、鉄道・航空・バス・高速道路・旅館・ホテル・土産物店・飲食店など軒並み閉鎖状態で疲弊しました。政府は1兆3千億の予算で「GOTOキャンペーン」を企画、8月~の予定を早めて7月22日~開始しました。発表と同時に第2波と思われる感染拡大が首都東京から主要都市~地方に感染拡大し懸念が示されています。
自粛と社会経済の疲弊で第2波との共存を選択
緊急事態宣言(4月7日)から日本は行動制限・自粛生活が始まり、究極はゴールデンウイークのステイホームによって感染拡大を食い止め5月26日全国の緊急事態宣言が解除されました。移動制限は6月19日まで続き、移動手段、観光・飲食など多くの業種で収入が閉ざされていました。再開を望む声にこたえた「GOTOキャンペーン」は準備不足のまま前倒しを決断したことは歓迎したものの、同時に第2波の感染拡大の兆候が生まれています。
日本の観光業は日本人で賄っている
新型コロナウイルスで日本の観光業が全滅するのではないかと思わされました。外国人観光の大半はアジア圏(中国・韓国・台湾・・)で爆買いツアーに始まり、全国の観光地も増え続けました。しかし、昨年の日韓問題で韓国からの観光客が激減し、中国からの増加で拡大を続けました。感染症で順次入国制限・禁止へと拡大し現在99%減になっています。星野リゾートの星野代表の話で、日本人で観光業の85%が賄われ、観光需要が戻れば日本でカバーできると表明しています。GOTOキャンペーンの支援策は復活の第一歩です。感染症と共存しながら国民が新たな社会経済活動に挑戦することになります。