ボランテイア 尾畠春夫さん 健在 80歳
2018年山口県で行方不明の2歳の男児を多くの捜索隊が見つけられなかった3日目の朝「見つかった」ニュースが飛び込んできました。奇跡の救出劇を演じたのは「スーパーボランテイア」で知られる大分県の尾畠春夫さんでした。当時ブログ記事として、一徹な尾畠さんが各地の被災地で見る特異な行動に感銘しブログ記事にしました。行動の中で東京~大分をリヤカーに生活荷物を載せてリヤカーを引きながら東海道を歩き続け箱根の山も越える画面を追いかけ、浜松で断念したことをニュースで知りました。スーパーボランテイア尾畠さんも高齢なので心配しました。理由は歩いていると多くの人が応援してくれて集まってくることから迷惑になるので断念したとのことでした。その後、西日本豪雨・佐賀県豪雨災害などで活動されるニュースを見掛けました。
今も活動する尾畠春夫さん軽ワゴン車が足
今回も球磨川氾濫で最大の被災地に向かう予定が、新型コロナウイルスの影響で県外のボランテイアの活動ができないなか、遅れて九州北部豪雨が発生、9日朝4時間半かけて、大分県天瀬町の温泉旅館「天龍荘」に到着した尾畠さん。トレードマークの赤いねじり鉢巻きで、旅館内の泥をかきだし、ごみを拾い出して分別し、汗を流しました。
尾畠さんは「川の流れに沿って広い範囲で被害が出る。川の恐ろしさを改めて実感した」と驚きを隠せない様子。泥をかき出す作業をしていた天龍荘の従業員は「黙々と作業に取り組んでくれて頼もしい、士気も上がると話す。最長のボランテイア活動は2011年の東日本大震災で東北での半年間のボランテイア活動です。