快諾した京都大学100周年時計台記念ホール会見
6月24日記念ホールでノーベル賞授賞者本庶佑特別教授、山中伸弥教授とユニクロを展開するファーストリテイリング柳井会長兼社長が記者会見を行いました。
この人は本当に能力がある、成果を上げられる人だな、だいたい直感でわかる。本庶先生の研究は人類のためになるし、山中先生の研究に対しても以前から尊敬していたので、微力ながら援助させていただいた。
~本庶先生~ 「国費は毎年の予算に左右され、長期的展望がなかなか望めない」柳井基金は10年間の展望で活用できるため、問題に安心して取り組むことができる。
~山中先生~ 「使途などの自由度が非常に高く、研究組織を運営していくうえでありがたい」生涯かけて蓄えたお金を研究費にいただき重い責任を感じています。
柳井会長の思いとノーベル賞受賞者の苦悩
研究者の苦悩は計り知れないものがあります。本庶先生はオブジーボの製造メーカー小野薬品と200億円(特許料)の裁判になっています。山中先生は昨年政府から補助減額の要請があり遺憾を示し継続した経緯があります。以前からマラソンを走って少額の寄付を募ったり苦労されています。ノーベル賞をもらっても成果を出す開発には多くの研究者と費用が必要になります。
柳井会長と本庶先生は中学校、県立宇部高校の出身から交流があり50億円の寄付依頼は本庶先生から柳井会長に申し入れ快諾し、山中先生にも連絡し100億円(10億円×10年)を京都大学が基金として受け入れる。
欧米に億万長者の寄付文化がある
欧米には億万長者の人がたくさんいます。日本は柳井会長、ソフトバンク孫会長が世界の40番ぐらいの個人資産を保有しています。新型コロナウイルスが蔓延し感染者1000万人、死者数50万人達し、経済は疲弊し感染症の恐ろしさを味わっています。マイクロソフトのビルゲイツ、Amazonのベゾス氏など著名人が多額の支援を行っています。日本では孫正義氏も支援事業を行っています。
近年はインターネットビジネス技術等が短期間に億万長者を生み出しています。日本は昔は三菱・三井・住友などの財閥と石橋(ブリジストン)麻生(麻生セメント)などの業種による財閥が資産を築いていました。江戸時代は徳川は壮大な資産を保有し、淀屋など大阪商人が財を成していました。
柳井正 ウキペデイア
ユニクロの創業社長のウキペデイア拾い読み
現在の日本の資産家一位(世界41番)の個人資産家(2兆6000億円)柳井正のウキペデイアを拾い読みしました。40年で世界的な企業に押し上げた「柳井正」はユニクロ創業者として知られ、ファーストリテイリングの代表取締役会長兼社長です。6月19日国内最大のユニクロ東京旗艦店を銀座に1500坪の規模でOPENしました。
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1949年山口県宇部市生まれ71歳 現在 東京都
- 県立宇部高校~早稲田大学政治経済学部卒業
- 正氏の父等は兄の会社の一部で小郡商事を設立
- 柳井正は宇部高校で後ろから5番目ぐらいの成績
- 苦手な数学のない早稲田政経学部受験
- 大学2年生で世界一周旅行 妻と知り合う
- 大手商社の就職に全て失敗、卒業後ぶらぶらしていた。
- ジャスコ四日市雑貨売り場で9ヵ月で退職ぶらぶら
- 帰省して父の会社「小郡商事」入社 紳士服を扱う
- 紳士服の青山・アオキに勝てない、カジュアルへ
柳井正の生き方がウキペデイアから一部掲載。波乱万丈の柳井正の記事を検索してください。