アメリカの人種差別に大規模抗議デモ

1861年のアメリカ南北戦争の歴史が残る

黒人奴隷制度の維持を主張する南部11州（アメリカ連合国）とリンカーン大統領率いる北部（アメリカ合衆国）との4年の戦いは北部勝利で現在のアメリカ合衆国の近代化の祖を気づきました。リンカーン「人民の、人民による、人民のための政治」を唱えて移民を受け入れ奴隷制廃止の自由国家が築かれました。

世界は第一次産業革命のただ中で、ヨーロッパを中心とした遠洋航海と植民地支配が進められた時代でもありました。日本も大政奉還によって260年の徳川幕府の武家政治から明治維新による近代国家の一歩を踏み出した時代でもありました。当時から今も続く歴史的背景がデモの旗にも表れています。

世界に広がる人種差別の大規模コール

アメリカのミネソタ州で起きた警察官による黒人への首への圧迫死の画像が全米に拡散されると、新型コロナウイルスで厳しい生活を強いられる人々の思いが反発を呼びデモと暴動略奪にまで発展しました。白人至上主義を掲げるトランプ大統領は即座に反応し、軍隊を送って制圧すると宣言したが、反発が全米・全世界に広がり、日本にも抗議集会デモが起こっています。

全人代で国家安全法を採択した中国に対して厳しい制裁反応を示したトランプ大統領に対して世界の眼は中国への牽制と同様にトランプ大統領の人種差別発言に厳しい反応と牽制を示し、世界各地で人権差別反対の世界コールが起こっています。アメリカの前大統領に初めての黒人の血を引くオバマ大統領を国民が選ぶ。