50日間の戦いを感染者数で追いかけてみる
気象庁は東京3月22日桜満開を発表。3月20春分の日~22日(連休)。目黒川・千鳥ヶ淵・新宿御苑・・・など東京100近い桜並木が満開を迎えていました。・・例年桜の下での宴席は今年は制限されましたが、多くの人が訪れました。ニューヨークでは3月1日一人目確認~3月17日1000人(17日間)を超えました。ところが3月29日に1日の感染者数7000人(死者200人)と異常な数値に驚きました。この頃日本では厚労省の感染対策班が東京・大阪・兵庫を訪れ、書面で危険性を伝えていました。大阪府吉村知事は3月20日前日、即座に反応し、兵庫と大阪の往来を連休中自粛することを宣言しました。政府・東京都は東京オリンピックの開催の是非の重大局面を迎えていました。
5000人を超す感染者の首都東京
10日ほど対応の遅れた東京はアメリカニューヨーク(世界の金融都市)の1日7000人の感染者数と死者200人のニュースを聞き、驚きと恐怖を覚えました。首都東京と似た規模のニューヨークの惨状を聞く恐ろしさを感じながら、政府は4月7日緊急事態宣言が8都府県に発表しました。都市封鎖ではなく自粛による対応に世界から批判がありました。徐々に増える感染者の増加に、マスク・手洗い・人との距離の注意喚起をしながら、行動制限を実施しました。4月の一か月間は厳しい数値に一喜一憂する日々でした。東京都は最大203人/日を記録現在累計5170人(5月25日現在)です。
首都東京は5000人、岩手県は0人で解除
驚異的な感染力で世界恐慌以来の危機
第2波が予想される感染力の凄まじさに世界は大きな人的・経済被害にあえいでいます。対応する薬・ワクチンが急がれていますが、変異を繰り返しながら拡散するウイルスに翻弄される日々が今も続いています。日本も解除で瀬戸際まで追い詰められている社会・経済の再生復活の歩みの必要性を模索し始めました。
宣言中の自粛の期間に厳しい対応に迫られる社会で、何かを得る必要性を感じてきました。奈良の鹿も”どうしたらいいのかな”と考える日々を過ごしています。