首都東京が厳しい状況が続く感染者数
3月20日頃の連休に東京では咲き誇る桜の花見に多くの人が繰り出しました。その頃厚生労働省の対策班が東京・大阪・兵庫などに拡大の危険性の数値をもって対策を進言していました。
いち早く大阪・兵庫は往来自粛を呼びかけました。安倍政権・東京都は東京オリンピックの開催、4月には習近平主席が国賓として来日の日程を控えていました。3月末で延期が決定し、政府・東京都が10日ほど遅れて動き出しました。
5月4日 感染者数 日本15253人 回復者 4496人 死亡 556人(首都東京は感染者4568人)の厳しい環境が続いています。対応が遅れたことが影響しているといわれています。北海道は早く緊急事態宣言を出して、一度収束しましたが、4月に入って人の流入で第2波の感染が再拡大しています。
ゴールデンウイーク中の人の移動は昨年の90%減
飛行場・新幹線・高速道路・宿泊施設などは昨年90%減で、徹底したステイホームが実施されています。自粛要請に多くの人が従い、日々感染者数の減少を願っていました。傾向としては、爆発的な感染拡大は見られず減少傾向に推移しています。しかし、行動を緩めるには厳しい数値が示されています。ゴールデンウイーク後の状況を見て5月14日に緊急事態宣言の見直しを検討したいと政府は表現しています。自粛の状況は人の感染期間が10~14日に現れることから、閑散とし日本全体の数値は5月10日過ぎてから数値に表現されます。北海道の札幌市で拡大が起こっているのは宣言を緩めた第2波が起こっています。
スポーツなどのイベント開催延期・中止
全てのプロスポーツ・文化イベントは中止・延期が決定しました。8月に予定していた全国高校総体の中止が決定しました。
国民が応援するプロスポーツ(野球・サッカー・ゴルフ・バスケット・大相撲・ラグビー・バレーなどすべてが中止・延期になってしまいました。最大のイベント東京オリンピック・パラリンピックも一年延期されました。中国~ヨーロッパ~アメリカ~全世界に拡大した新型コロナウイルスの脅威は短期間で拡大の一途をたどっています。
急激な感染拡大で医療崩壊は起こる
自粛支持が出て、ステイホーム中に国民は感染症の急激な拡大の恐ろしさを感じています。4月になって最大の先進国アメリカの100万人を超える拡大に驚き、類似するニューヨークのロックダウンの状況が、首都東京に起こると日本は壊滅的な打撃を受ける恐ろしさを感じて、緊急事態宣言を出して対応に当たりました。
最大の懸念は急激な拡大による医療崩壊です。日本はPCR検査を厳格化し、感染者数を抑制して医療崩壊に備えたといわれています。しかし、隣国韓国は徹底したPCR検査で確認し、軽症者を確保した施設に移し、中等~重傷者を医療施設で看る対応を徹底し、10000人を超える感染者数でも医療崩壊を回避して、現在感染者数は一桁になり国民の活動制限を解いて活力がよみがえっています。最初の発生地中国も感染を抑え込み活動を正常に戻ってきています。