ヤフー・LINE 両社の経営統合は急転直下決定
消費税増税に合わせてキャッシュレス決済が経済産業省の肝いりで始まりました。日本は現金・クレジットカードが主流で、簡易なQRコード・バーコード決済が進む中国60%・韓国90%・米国45%など外国ではQRコード・バーコード・クレジットカード決済が主流になっています。
統合はヤフーはペイペイ・LINEはLineペイで顧客を獲得しています。日本では始まったばかりのキャシュレス決済は全体の3%程度で、両社とも大きな赤字のスタートになっています。
今回の統合はアメリカ・GAFAと中国・BATの巨大IT企業に対抗できるアジアの拠点となる将来を見据えた統合で合意しました。
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アメリカのGAFA(Google・Apple・Facebook・Amazon)
- 中国のBAT (バイドウ・アリババ・テンセント)
20年でトップ企業に成長のsoftbank
ソフトバンクグループ 孫正義の野望
2017年3月期の決算発表で「ソフトバンクは金の卵を産むガチョウだ」投資する案件は好調で1兆円の収益を生み出し、トヨタに次ぐ収益を上げた孫正義は胸を張った。
2016年には就任前のトランプ大統領と面会して投資と5万人の雇用をアメリカに生み出すと伝える。
次々と世界の要人と交流、ロシアのプーチン大統領、インドのモデイ首相、サウジアラビア国王・皇太子、韓国朴槿恵、文大統領など投資先の国への直接的働き掛けを実践しています。
ぼろぼろの大赤字、反省するが委縮しない
2019年11月6日 SBGは7000億円の四半期赤字を明らかにした。これほどの赤字はかってない「ぼろぼろの大赤字」と表現「反省するが委縮はしない」そう言ってのける孫正義の野望の先に何が待っているのだろう。
ZOZOTOWNの買収、YahooとLineの合併による1億人のユーザーの囲い込みなど、失敗の前後に次の戦略が動いている。創業以来幾多の難局を乗り越えてきた、ソフトバンク孫正義の野望は何処に向かうのか計り知ることは出来ない。
ソフトバンク投資先の米ウイーワーク社再建
ソフトバンクの投資先のシエアーオフイス会社・米ウイーワーク社は超優良企業とされていましたが、ビジネスモデル・経営者に問題があり、上場で収益を得る計画が一転、追加支援を余儀なくされソフトバンクが大きな投資損失を計上することになり、2019年下半期、ソフトバンクグループはマイナス計上になり15年ぶりの赤字に転落することになりました。しかし、孫正義は再建に自信を見せています。