即位礼正殿(そくいれいせいでん)の儀
「即位礼正殿の儀」は国事行為として行われる「即位の礼」の中心となる儀式で、天皇陛下は皇居・宮殿の「松の間」で皇后さまとともに臨まれました。
儀式には秋篠宮ご夫妻をはじめ、11人の皇族方が参列されたほか、外国の元首や王族、それに内閣総理大臣など三権の長や各界の代表など、およそ2000人が参列しました。
高御座・御帳台
天皇陛下は平安時代から儀式の天皇の装束とされる「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」に身を包み松の間の「高御座(たかみくら)」にのぼられました。
十二単(じゅうにひとえ)を着た皇后さまが「御帳台(みちょうだい)」にのぼられました。
高御座と御帳台は京都御所から搬送された日本の伝統文化の象徴する荘厳なものです。
高御座・御帳台の前に秋篠宮家・皇族が伝統の衣装をまとい、三権の長が正装で台座の前で天皇のお言葉を拝聴し、国民の代表である安倍内閣総理大臣が祝辞を述べる。
180ヶ国の国王・王族・大統領・首相など各国を代表する招待客と2000人の日本の招待客が見守る中で厳かに執り行われました。
「即位礼正殿の儀」
天皇陛下のおことば
「国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。国民の叡智とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします」と述べられました。
「即位礼正殿の儀」
10月22日(国民の祝日)雅楽の音色の下、厳かに即位礼正殿の儀が皇居宮殿で行われました。台風20号の影響で雨が降る中で儀式が始まり中庭の古式は縮小されましたが、伝統の式典は進み天皇陛下は内外へのお言葉を述べられ象徴天皇として皇位についたことを宣言されました。
国民を代表して安倍内閣総理大臣がお祝いの言葉を述べ、万歳三唱で滞りなく終えました。儀式の途中で晴れ間が見え、遠くに素晴らしい虹が祝福する奇跡も起こりました。 ~生配信画像を掲載~
一時間近い配信映像を時間を見つけて「これが日本の伝統儀式」ゆっくり見てください。
令和の時代を老若男女多くの人が日本を支えていくことになります。
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