日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA) 破棄
2016年朴槿恵大統領時代に締結された日韓の安全保障の保護協定(GSOMIA)について、文政権は破棄することを通告しました。日米及び韓国では衝撃的な決定で,
日韓関係は戦後(73年間)最悪の関係であると報じられています。
日韓の歴史的な根深い背景と近隣国が故の難しさが漂っています。
北朝鮮は弾道ミサイル発射
北朝鮮は米韓軍事演習に抗議して打ち続けたミサイルが、演習が終わっ今日も発射されました。朝鮮半島統一、オリンピック共同開催などで北朝鮮との融和を図り、民族が力を合わせれば「日本に勝つ」と唱え、韓国国民を鼓舞する文政権に対して、短距離ミサイルで応える北朝鮮の存在も図りかねる状況にあります。
GSOMIAの協定破棄で、米国も遺憾を表明し安全保障の枠組みに亀裂が入った状況です。
日韓に漂う歴史的背景と時の政治
1910年の朝鮮併合(植民地支配)100年、日本敗戦で、70年前朝鮮独立と同時に北朝鮮と大韓民国の分断国家が生まれ、民族間で激し戦争で動乱状態になり、1953年に38度線を界にして南北休戦協定(休戦中)が結ばれ65年経過しています。
1965年軍事政権の朴正煕大統領によって日韓請求権協定が結ばれ、「漢江の軌跡」を起こし、インフラ整備と工業化をすすめ世界12位の経済国に成長しました。しかし、韓国は歴史的な背景を幼少期から教育を受け、時には「反日」として日本に謝罪を求めてきました。
「漢江の軌跡」は歴史教科書から消える。
ローソク運動で国民の支持を受け、朴槿恵大統領を罷免に追い込んだ革新系の文大統領は大企業優先の韓国社会を変えようと立ち上がりました。
漢江の軌跡で成長した韓国財閥企業の偏重の韓国社会に、最低賃金アップ、学歴社会などの疑問の改善で社会の安定を目指しました。しかし競争力低下を招き厳しい政権運営が続いています。日本への歴史的な憎しみを表現することで政権維持をはかることがあると言われています。