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北朝鮮ミサイル連続発射 韓国と亀裂

北朝鮮から日本海に向けて弾道ミサイル発射
北朝鮮から日本海に向けて弾道ミサイル発射

米韓合同軍事演習に北朝鮮ミサイル発射

米韓合同軍事演習に対して、北朝鮮は対抗措置で新型弾道ミサイルを連続(3週間で6回12発)発射しました。韓国の光復節の文大統領の2045年までに朝鮮半島を統一で経済大国になるとの発言に金正恩委員長は痛烈に批判し、南北協議の破棄に言及したと北朝鮮の国営・朝鮮中央通信が伝えています。

核・ミサイルで国連制裁下の北朝鮮

2017年8月~ 北朝鮮に対し全会一致で国連制裁

核・弾道ミサイル開発を続ける北朝鮮に対し、国連安保理は全会一致(最大の支援国中国も賛成)で禁輸・資産凍結の決議をし現在も継続されています。北朝鮮は制裁の中で、韓国の文政権誕生で融和を演出、南北対話・中朝・米朝会談と進み、核・ミサイルの発射は止まっていました。

しかし、体制保障と核放棄と引き換えに制裁解除を要求する北朝鮮に対して、同盟国日・米・韓は賛同していません。

南北融和を唱える韓国文政権

就任来、北朝鮮との融和を描く文大統領

2017年就任来、朴槿恵大統領をローソク運動などで罷免に追い込み、韓国国民80%の信任を得て大統領に就任し、国内の格差是正と北朝鮮との融和を掲げ、翌年の平昌オリンピックで南北合同・米朝首脳会談を演出し、内政・外交に積極的に取り組む中で、日韓併合100年(植民地支配)の積年の恨みを徴用工・慰安婦問題など、清算済みの協定を無視する対応を取ってきました。文大統領が就任来主張してきた、北朝鮮との融和によって民族団結し、日本を上回る経済を作り上げ日本に勝利すると宣言する。

北朝鮮は融和を解消対決へ

8月16日、6度目のミサイル発射(韓国に近い所から)した北朝鮮は、光復節の文大統領の演説を批判し、韓国との会談を一切拒否すると表明しました。南北の不安定化が近隣国日本への影響は複雑な状況になってきました。日韓の亀裂が防衛対応に大きな影響を及ぼしています。