15歳のアマチャゴルファープロで優勝
15歳の高校生アマチャゴルファーがプロのトーナメントで優勝した衝撃を思い出します。高度成長期に合わせるようにゴルフ熱が高まり、バブル期には日本全国にゴルフ場が開発されました。
バブル崩壊後ゴルフが衰退する頃の12年前すい星のごとく現れた一人のゴルファー石川遼。
5年間のアメリカ挑戦(2013年~2017年)
12年前、野球で甲子園を沸かしたハンカチ王子斎藤佑樹(早実)とヒール役の田中将大(楽天→ヤンキース)、ゴルフ界に「ハニカミ王子」石川遼が現れました。ゴルフファンだけでなくアイドルとして多くのファンを引き付けました。黄金期(尾崎・青木・中嶋)の復活でした。
体力差に大きなギャップ
世界のトッププロが揃う全米ツアーに参戦、結果を得ることなく5年を過ぎてアメリカの出場権を失い、失意の中で日本ツアーに復帰をしました。一方で体力に勝る同世代の松山英樹はアメリカで活躍しています。日本復帰後も予選落ちを繰り返す厳しい挑戦が続いていました。
石川遼の復活を期待するファン
日本でも予選落ちを繰り返す石川遼に、多くのファンが落胆し、開催コースへ繰り出すファンの数も減り、スポンサーもつかなくゴルフトーナメントが減少。女子プロは20歳前後のゴールデン世代の頑張りで活況を呈しています。選手会長として苦しむ石川遼の復活にファンは期待する。
日本プロ選手権優勝
27歳の石川遼に大きな期待を抱いているファンにとって、待ち望んだ復活の日がやってきました。日本最古(86年)の歴史あるプロゴルフ選手権が、集中豪雨で一日目延期され、最終日に36ホールの決勝が行われ、プレーオフを制した石川遼の歓喜の姿に涙しました。
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