防錆剤・塗料の技術を活かす
防錆剤・塗料を取り扱うものとして、世界最長の「明石海峡大橋」の維持管理の技術を知ることで、日本国中で高度成長期を経て50年、巨大構造物の縮小版が至る所にあり、劣化によるメンテナンスに追われています。最高峰の維持管理技術を学び役立ちたいと願っています。
寿命200年、本四連絡橋の維持補修
建設費5000億円の明石海峡大橋は完成して20年、海をまたぐ巨大な橋の安全を維持するため厳しいチエックを行っています。200年先の寿命を目指し維持補修を計画しています。3ルートを運営する「本四高速」では維持補修に専門技術者250人の子会社で管理しています。
明石海峡大橋では道路の下層階にメンテナンス用の道路、海上部・高所の作業用ゴンドラ・作業車を開発し移動しながら点検・作業の効率化を図っています。主に鋼材の劣化・吊橋のケーブルやハンガーロープ点検・防食塗膜の補修塗装、海中基礎の防食対策などを行っています。
本四高速 メンテナンス作業
う四高速ではメンテナンス作業にAIカメラや作業機器を開発し、人間で行う作業をなどを遠隔で操作し、点検・作業を行っています。作業者・車両・機器が自由自在に動き、作業効率を上げ安全な連絡橋を長期間維持し、コストも抑える工夫を行っています。
機器の開発・工夫・技術の進化
地震計・風速計を要所に設置し、高い支柱や吊ケーブルなどは磁石でつかまり、少しずつ上下しながらカメラで劣化具合を撮影しながら点検し、時には作業も行います。海中40mの基礎部分の支柱などの点検は潜水技術で不可能に近く、海中作業車の開発も行っています。
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