世界に渦巻く金融経済、自国第一主義、米中貿易戦争など激動の中で迎えた2019年、日本のトップ企業トヨタの豊田章男社長の新年あいさつが動画配信されました。昨年ごろから自動車産業の大変革期の時代になったと自ら表現し、ソフトバンク、パナソニックなどと提携を結び、新しい時代の取り組みを始めています。
2019年 トヨタ章男 メッセージ
ユーチューブ動画 掲載
豊田章男社長は2019年1月8日のトヨタ従業員を前に年頭メッセージを贈りました。動画配信で発信されています。
日本を動かすトップ企業の動向は目の前の社会の変革に大きな影響を及ぼします。電気自動車に置き換わるのはまだまだ年数が掛かります。
しかし、電気自動車、燃料電池車:AI技術の搭載など、今までのものづくりの大変革の時代が目の前に近づいています。トヨタは技術の蓄積と「カイゼン」を重ねることで新しい時代を築こうとしています。
自動車産業 大変革の時代へ
自動車は精製された化石燃料をエンジンによって動力に置き換えて走り続けてきました。二つの大変革の時代を迎えています。
電気自動車:燃料電池自動車(水素)
- 排出ガスなど環境配慮型車両へ
- 複雑なエンジンから電気モーターへ
- 蓄電地と充電技術の進化が進む
AI技術の搭載
- 安全運転技術によるサポート
- 究極は無人化したAI技術の進化
電気自動車・AI技術など新たな開発にソフトバンク・パナソニックなどと提携し開発を加速する。
トヨタでは人事改革、技術の継承、トヨタの看板政策「カイゼン」を柱として着実に歩むことも表現しています。
従業員・協力会社・販売網や提携する企業とのチームとしての役割も非常に重要であると表現しています。
全豪で優勝した大坂なおみの勝利はチームとしての勝利であると言われています。
プロ野球選手のイチロー選手にもチームについて聞いています。