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平成30年間の出来事と歩み

平成は低成長の時代となり、災害が起こり、政治の変革が求められ試行錯誤を繰り返す中で、国家財政は1000兆円を超す債務に膨れ上がっています。今年は消費税10%を目指していますが多難な年でもあると感じています。

アメリカの自国第一主義を謡い米中貿易戦争の真っただ中にあります。  ~平成を一度振り返る~

平成30年の出来事 抜粋

 平成元年 中国 天安門事件
 平成元年 ドイツ ベルリンの壁崩壊
 平成2年  日本の株価暴落
 平成3年  湾岸戦争 バブル崩壊 普賢岳噴火

 平成3年  ソビエト連邦崩壊 多党国家自由選挙
 平成5年  自民党下野 非自民の細川内閣成立
 平成7年  阪神・淡路大震災 地下鉄サリン事件
 平成9年  北海道拓殖銀行 山一証券など 破綻
 平成10年  長野冬季オリンピック開催
 平成13年  小泉首相靖国神社参拝 同時多発テロ
 平成14年  サッカーワールドカップ日韓大会
 平成14年  小泉首相北朝鮮訪問 5人の拉致解放
 平成15年 イラク戦争 フセイン体制崩壊
 平成16年 「冬のソナタ」 韓流ブーム
 平成17年 JR西日本宝塚線脱線事故
 平成20年 世界の金融機関激震 リーマンショック
 平成20年 アメリカ初の黒人大統領 オバマ当選
 平成21年 民主党が総選挙大勝 鳩山内閣成立
 平成23年 東日本大震災 大津波・福島原発爆発
 平成24年 第二次安倍内閣成立
 平成28年 熊本地震 震度7 2度発生
 平成30年 地震・台風・豪雨災害と酷暑が続く 
 平成31年 5月 新天皇即位 新元号はじまる。

平成30年間は大きな変革の時代

平成の30年間を振り返ると、ドイツの壁が壊され、ソビエト連邦の崩壊によって冷戦時代が終焉し、アメリカ一強国の時代になり、しかし、中国の改革開放による急成長によって世界第二位の経済・軍事大国になり、世界の秩序が大きく変わる30年になりました。

日本はバブル崩壊によって、高度経済成長が終わり低成長の時代を向かいました。近隣諸国(台湾・中国・韓国など)の台頭によって生産工場移転などで日本の産業の空洞化を招き、厳しい国家運営を余儀なくされました。

近隣諸国の経済成長と技術革新が急速に高まりグローバル社会の洗礼を受けることになりますが、一方で技術立国として成長した日本は海外に企業進出して現地生産によるコスト削減などが求められ大きな変革期を迎えています。

次の元号の時代ではIT技術やAIといった次元の違う社会が生まれ育ってくることが予測されています。

  • グローバル社会
  • 技術革新

今は二つのキーワードが成長社会で提起されています。しかし、さらに進化したものが提起されることも予測されます。

次世代の人々はさらに厳しい社会が待っているのかもしれません。一方で進化する技術に助けられ楽しい社会が待っているかもしれません。

新元号の時代の始まり

新天皇即位は5月1日(2019年)

  • G20 サミット首脳会議の大阪開催
  •  6月28日29日 インテックス大阪 
  • ラグビーワールドカップ2019開催
  •  9月20日~11月2日  40日間
  • 東京オリンピック・パラリンピック開催2020年
  •  7月24日~8月9日 パラ 8月25日~9月6日
  • 大阪国際万国博覧会 
  •  2025年5月3日~11月3日 6ケ月開催決定

新元号において一大イベントが決まっています。

 

昭和と平成の時代のギャップ

社会人(大人)の会話で昭和の後半と平成の時代で大きなギャップがあると言われています。

高度成長期を経験(50・60・70・80代・・)

 高度成長期からバブル期を経験した世代は必ず高度成長期・バブル期の話を含んだ表現します。働き続けて成長した社会を思い起こすからです。

東京オリンピック・大阪万国博覧会・新幹線・高速道路・住宅・自動車・・・所得が増え続け約束された生活があったと思うからです。

平成の低成長を経験(20・30・40代+上記世代)

 平成3年2月のバブル崩壊によって、日本の政治・経済と将来設計が大きく変わりました。世界もソビエト連邦の崩壊、ベルリンの壁崩壊など世界の秩序も変わっていきました。

 先進国経済は低迷し、後進国の経済成長によって大きな世界的変化の時代が訪れました。特に改革開放を推進した中国の13億の民の消費の力とエネルギーは見張るものがあります。 

 日本の20~40代は低成長とグローバル社会とIT技術の進化の社会を中心に見ています。

新元号の世代は新たな社会が待っています

 既に海外に活路を見出す若い世代が現れています。