2019年NHK大河ドラマ「いだてん」放送開始
日本では夏の北海道以外各地でマラソン・駅伝が盛んに開催されます。
12月には都道府県代表高校駅伝が京都で男女開催され、新年1月1日は群馬県で実業団男子駅伝大会、1月2日東京~箱根1月3日箱根~東京の往復関東大学駅伝が開催されています。
タスキをつなぐ駅伝は1920年「箱根駅伝」が始まりで
日本文化を象徴するような競技でタスキをつなげることが求められます。駅伝は一人の力で達成できない。
金栗が残した言葉「体力、気力、努力」があります。
日本のマラソン
日本のマラソンの歴史で福岡国際マラソンがあります。戦後1947年第一回を金栗の故郷熊本で開催地を変えながら続け、1955年から福岡に定着し毎年12月初めに開催されています。
国際的にもマラソンの重要な大会として認知され、瀬古俊彦や宗兄弟などが活躍し多くの外国人ランナーが参加する大会です。最近は日本人ランナーが勝てない大会ですが昨年(2018年)は服部勇馬選手が久々に外国人選手を破って優勝しました。
2018年2月の東京マラソンで設樂悠太選手が16年ぶりに日本記録を更新2時間6分11秒達成一億円を獲得しました。
さらに、2018年10月シカゴマラソンで大迫傑選手が3位で日本記録2時間5分50秒の日本記録達成一億円を獲得する活躍をしています。
近年は、アフリカ勢を中心に高速マラソンと言われ、日本人が追いつけない状況が続いています。
シカゴマラソン 大迫傑
昨年10月シカゴマラソンで大迫傑が2時間5分50秒の日本新記録で3位に入りました。
スポーツ用品メーカーナイキが運営する「ナイキ・オレゴン・プロジェクト」にアジア人初の選手として所属、世界有数の選手を集めトレーニング方法や技術を学んでいます。
シカゴマラソンはナイキが後援する競技で、ナイキメンバーが参加している。
当日、赤いシューズがナイキモデルで底圧のシューズだと言われています。
高速マラソンは従来の走り方やシューズでは難しいと言われ、アフリカ系の選手の走りが世界基準になって日本も取り入れていくことがメダルに繋がると言われています。
トレーニング方法やシューズなどプロジェクトについては極秘にされています。
江崎グリコ株式会社のモデル金栗四三
1919 年、カキの煮汁に多量のグリコーゲンが含まれることを確かめた創業者・江崎利一は、グリコーゲンを活用した食品の商品化に着手しました。
チフスにかかった息子に、グリコーゲンを与えることで一命をとりとめた出来事もあり、利一はこれを世の中に広めたいという想いを強くします。
やがて生まれたのが「栄養菓子グリコ」です。
江崎グリコは、「食品による国民の体位向上」という
強い願いから生まれた企業です。~会社の歴史から~
創業当時マラソンの選手であった金栗四三をモデルにゴールテープを切るシンボルを使っています。
道頓堀のグリコの看板が有名で、相会橋のシンボル看板になっています。
1973年のオイルショックの時はネオンも消えました。
テレビドラマ「陸王」再放送
2017年に放送した「陸王」が昨年末再放送されました。群馬県行田市の老舗足袋屋と大手シューズメーカーとの実業団企業と選手を巻き込んだドラマで、想定される企業や選手が表現されています。100年の老舗足袋屋がマラソンシューズに参入しようとして、大手シューズメーカーの力に押しつぶされそうになる現実にある社会構造を表現していることから視聴率が20%を超したドラマです。想定された選手瀬古利彦も出演しています。
ランニングシューズ
日本のトップメーカーアシックス 本社神戸 世界7位
ランニングシューズなどスポーツ用品メーカーとして4000億円の商いで75%は海外で販売されているグローバル企業です。
2位ミズノは1900億円になっています。
アシックスの代理店であったナイキが断トツで世界シエアーを確保している。
少子化が進む日本では販路を海外に求めています。
ランニングシューズの技術開発
イチロー選手のスパイクシューズは軽いと聞いたことがあります。86歳で南米の最高峰に臨む三浦雄一郎は毎日のトレーニングに重い靴を履いています。
駆け抜ける選手はより軽く機能性を追求します。
高橋尚子・野口みずきはアシックスの技術の開発支援を受けて金メダルを獲得したと言われています。
昨年日本記録を更新した大迫傑はナイキの製品で、今までと違う厚底シューズで走法を磨いていると言われています。
技術の進化はさらに続きます。